バイクの無料一括査定は面倒?実際に使ってみたらかなりお得だった話

バイクを売るならバイク比較ドットコム 売却

バイクを買い替えるときに大きく立ちはだかるのが愛車との別れ。

ここを訪れたあなたも愛車をどのように手放したら良いか悩んでいませんか?

買い替えであれば、次のバイクの購入資金のためにもできるだけ高く買い取ってもらいたいところですよね。

 

かつて管理人が所有していたバイクは手放す数年前から“下取り査定0円”で、買い替えを考えるとストレスしかありませんでした。

しかし実際に手放した際は、なんと新車購入価格の1割程度が戻ってきたんです。

0円と数万円、この差は大きいですよね。

下取り査定が安くても、本人が「乗り潰した」と感じていても、実は高額査定が取れる可能性は十分にあります。

その代表的な手段として今回挙げるのが、話題の“無料一括査定サービス”。

管理人が実際に利用したのは、最大6社に無料一括査定を依頼可能な「バイク比較ドットコム」です。

※「バイク比較ドットコム」の公式ページはこちら

 

この“無料一括査定サービス”、うまく利用すればほんの少しの労力で査定額に“万単位”の差を生むことが可能です。

しかし、周りを見ても愛車の価値を把握できていないまま手放すという人の多いこと多いこと・・・。

そこで今回は管理人の体験をもとに一括査定サービスをおすすめする理由と、より高額査定を引き出すための“交渉のコツ”をまとめてみました。

「少しでも愛車を高く評価してほしい」と考える人にその“手段”をお教えします。

あなたが思っている以上に、中古バイクって値がつくんですよ!

 

バイクの一括査定サービスを使えば素人でも簡単に愛車の相場が把握できる!

バイクを売るならバイク比較ドットコム

バイクとの別れを悲しげに見つめる子供たち。

これは実際に管理人のかつての愛車「ヤマハ マグザム」を手放したときに撮影した写真です。

子供が生まれる前から所有していましたから愛着は強く、やっぱり1円でも高く買い取ってもらいたいという想いは強かったですね。

このときは最も高く査定してくれたバイク王さんに引き取ってもらいました↓

マグザムとの思い出。250ccビッグスクーターは魔法の絨毯だった。
今回はちょっと過去を振り返って、10年間そばにいてくれたかつての愛車「ヤマハ MAXAM(マグザム)」についてまとめてみたいと思います。もし中古で購入を検討している人がいれば、是非参考にしてください。

 

ここで注意したいのは、「じゃあバイク王に売ろう」と考えてはいけないということです。

もちろんバイク王さんに査定してもらうこと自体はおすすめなのですが、重要なのは複数社の査定によって相場を把握すること。

もちろん交渉次第では1社だけの査定でも高額を引き出すことは不可能ではありませんが、難易度が違います。

実際に管理人も相場を把握していたからこそ納得して売却することができたと感じています。

とは言っても頭を使う必要はなく、複数社に査定してもらえば自然と相場がわかります。

一括査定なら素人でも簡単に相場が把握できるわけです。

 

バイクの一括査定は“割の良い副業”と考えればそこまで面倒ではない!?

とにもかくにも、手放す愛車の査定額、つまり【愛車の価値】を深掘りしない人が多すぎます!

なぜでしょうか。

管理人なりにまとめると、以下のような意見が多いですね。

  • どうせ高い査定額はつかないに決まっているから
  • どうしたら良いかわからない
  • 複数社に査定してもらうのが面倒くさい
  • 新しいバイクを買うショップに下取りに出した方がその後の付き合いがスムースだと思う

どれもわからなくはないですが、複数の査定額を見ないで自分で価値を下げてしまうのは本当にもったいないです。

 

まず、バイク屋に下取りに出した方がその後がスムースなんてことはほとんどありません。

よほどの仲良しか長い付き合いでもない限り、普通は最初のオイル交換の頃にはそんなこと忘れています。

気にせず高額査定を追求しましょう!

 

ことバイクに関しては自分が想像している以上の値が付くことが多々あります。

「でもどこが一番高く買い取ってくれるかわからないし・・・」という声が聞こえてきそうですが・・・

そうなんです。

それは誰だって同じことで、査定額を比較してみなければわからないんです。

そこで「バイク比較ドットコム」をはじめとする一括査定サービスの出番というわけですね。

 

確かに複数社に査定を依頼すれば、会社の数だけやり取りや応対が増えることになるので面倒くさくなるのも事実です。

でもよく考えてみてください。

結果的に1万円高く売れれば、その苦労で1万円稼いだのと同じこと!

中には十数万円も買い取り価格が上がるケースもあるようですから、面倒くさいからとやらないのはもったいないですよね。

ここは日給数万円の“割の良い副業”だと思って頑張るべきです!

 

面倒でも複数社に査定してもらうと高確率でバイクの査定額が上がる!?

何度も言いますが、1社に見積もりを出してもらって、それでOKとするのは非常にもったいないです。

例えば3社の買取業者に査定を頼むとしましょう。

この3社が3社とも、1,000円単位で全く同じ買い取り額になるということは、よほどの偶然でもない限りありません。

また、3社の中でもっとも買い取り額が高い1社を最初に選べる確率は、業界人でもない限りは単純に1/3程度と考えて良いでしょう。

となれば、1社だけにしか査定してもらっていない人が新たに2社に査定してもらった場合、2/3の確率で更に高い査定額を手にすることができるということになります。

更に、査定を依頼する会社の数が増えれば増えるほど、この確率は上昇していきますし、査定額のバラツキによって更に高額査定をゲットできる可能性も上がります。

 

ちなみに、査定を依頼する会社数と査定額の関係ですが、バイク比較ドットコムのデータでは3社と4社の間に大きな差があるらしく、4社に査定を依頼した人は平均して1.5倍程度も得をしているようです。

 

ここまでは何のテクニックも要らない“ただの確率の話”ですが、複数社に査定してもらうメリットはこれだけでも十分大きいと思いませんか?

 

無料一括査定にプラスαの“面倒”でバイクを高く売るコツ!

無料一括査定サービスを更に効率的に利用するには、次のようなポイントに注意する必要があります。

  1. 査定日時の決め方
  2. 査定前にキズやへこみ、サビは直すべきか
  3. 査定額交渉時のやり取り

これらのポイントについてコツを伝授しますので、是非役立ててください!

 

1.査定日時の決め方

無料一括査定サービスは便利ですが、先に述べたとおり複数の業者とやり取りをする必要があるため、やり取りや応対を面倒に感じる部分も少なくありません。

しかし、実はより効率的に査定を進めるためにおすすめしたい査定日時の決め方があります。

それが1時間ごとに別の査定業者との約束を入れておくという方法。

 

出張査定に来てもらった場合、1社の査定にかかる時間は短ければ30分、万が一話が盛り上がっても、長くて2時間程度でしょう。

この程度であれば隙間時間に来てもらうことが可能ですし、最悪は休日に2時間早起きすればOKです。

ただ、複数社に査定に来てもらうとなると時間を調整するのが難しいですよね。

そこでおすすめなのが、丸1日査定の日として空けておき、1時間ごとに別の査定業者との約束を入れておくという方法。

こうすれば気が弱い人でも「次が来たから」とやんわり、かつ比較的簡単にお引き取り願うことが可能ですし、何より査定する人も他の会社の影がチラつけば、より高い査定額を出しやすくなるというわけです。

査定開始前に「1時間後に別の約束があるので早めにお願いしたい」と伝えると、より無駄がなくスピーディーです。

この方法であれば、4社に順番に応対したとしても半日あればおつりがきます。

また更なる時短テクとして、前の業者の査定額を提示して「これより高い査定額を出せますか?」と最初に聞くのも手です。

出せないと言われたら「少しでも高く売りたいので」と言ってお引き取り願いましょう。

 

Q&A.複数の査定会社を同時に呼ぶのってどうなの?

たまに複数社を同じ時間に呼んで競売のように査定させるのをおすすめする人もいますね。

確かにこのようにして「一番高い査定額を出してくれたところに売ります」とでも言えば高い査定額を引き出すことも可能かもしれませんが、この方法にはいくつか問題があります。

 

まず、同時と言っても実際は1社1社順番にバイクの確認を行うため、完全にブッキングさせると各社待ち時間が長くなってしまいます。

そして、査定している間、家の周りにトラックが並ぶことになってしまうことを覚悟する必要があります(売るのを前提に呼んでいるわけですから、当然みんなトラックで来ます)。

家の周りにトラック4台を停めさせても平気という人は、実際問題なかなかいないのではないでしょうか・・・。

「その日売る気はないけど査定して欲しい」というスタンスであればトラックでは来ないかもしれませんが、先ほどの「一番査定額が高い会社に売る」という必勝フレーズが使えなくなってしまいます。うーむ・・・。

この「その場で売ることを前提に臨まなければならない」という点が査定会社を同じ時間に呼ぶ手法の最大のデメリットです。

万が一最も高い査定額に納得がいかなかったとき、「その程度の差ならお世話になってるバイク屋に引き取ってもらった方がいいな・・・」と感じても、なかなか後には引けません。

 

時間がかかっても順番に応対した方がいろいろと融通が利きますし、先ほど紹介した1時間ごとに呼ぶ方法でも、“複数社に査定を依頼して比較していること”を現場に来たの担当者にも強く認識させることが可能です。

 

2.査定前にキズやへこみ、サビは直すべき?

そもそもキズやへこみ、サビがないようにバイクを管理することは大切ですが、いざ査定してもらう段階になったら、もう“ありのまま”を見てもらうしかありません。

例えば外装のキズやへこみ、サビなどがある場合、やはり査定額はその分下がる恐れがあります。

しかし、だからと言ってそれらを直して査定してもらったら得をするかと言うと、残念ながらその可能性はあまり高くありません(恐らく修理費を回収することは難しいです)。

実はほとんどの大手買取業者は専門の修理工場(もしくはルート)を持っており、個人でどこかに依頼するよりもはるかに低コストで修理することを可能としています。

逆を言えば軽微なキズやへこみであれば査定額にはそこまで大きく影響しないということでもあります。

 

問題はこのキズやへこみ、サビを口実に査定額を下げさせないことですが、複数社に査定を依頼しているとなれば、どの会社も下手に査定額を低くしすぎることはできません。

自信を持って査定を依頼しましょう!

 

査定時に気を付けたい不具合はバッテリー上がり!

エンジンの始動が確認できないバイクは、査定する側からしてみると高値をつけるのに非常にリスクがある車両ということになります。

たかがバッテリー上がりですが、「ではバッテリーを交換したらちゃんとエンジンがかかるのか」、査定する側からしたら判断が非常に難しいわけですから当然です。

最近は品質の割に安い3,000円程度の海外製バッテリーが豊富なので、査定のためだけにバッテリーを交換しても十分に元が取れます。

必ず事前にバッテリー上がりは解消しておきましょう。

 

3.査定額交渉時のやり取り

まず、査定の際は「すぐに売る必要がない」ということをアピールしておきましょう(実際は急いでいても)。

こうすれば査定額が高くなるというわけではありませんが、“余裕がなければ足元を見られるのは世の常”です。

同時に「できれば通勤・通学の関係でもう**日間は乗りたいが、“よほどの高額査定なら”あとの査定会社には断りを入れて今日手放しても良い」などと伝えてみるのも手です。

あくまで交渉の一例ですが、“条件”を提示することで相手に“査定額を見直すチャンス”を与えます。

このように、査定額交渉の際は「査定額を見直す理由」を与え続ければ良いのです。

再提示してきた査定額に納得がいかなかったら、「やっぱりもう少し考えさせてください」と言いましょう。

このとき、会社によっては「明日以降はこの値段は出せないかもしれません」といったことを言われるかもしれませんが、「それなら他を利用するまでなのですが・・・」と対応すればOKです(多少バカなふりをするのも一つのテクニック)。

とにかく相手のペースに流されたり妥協したりしないことが大切です。

 

また、良さそうな査定会社に巡り合えたら、最後に「あと5万円どうにかならないか」と具体的な金額を提示してもう一押ししてみましょう。

それが可能かどうかは別にしても、「そんなこと言うならもういいです」なんて言われることはまずありません(もしそんな言われ方をしたらその会社は使わない方がいいかも)。

もともとの査定額にもよりますが、最初に提示された査定額+3万はかなりの高確率で可能です。

 

やっぱり面倒?一括査定のデメリットとは?

何だって一長一短、もちろん一括査定にもデメリットはあります。

既に何度か触れていますが、一括査定は複数社とやり取りをしなければならない分、新車購入時の下取りなどと比べて圧倒的に面倒です。

一番やっかいなのは、無料一括査定を依頼したその直後から電話やメールが殺到すること。

「バイクを売ろうかな、どうしようかな」といった段階で無料一括査定を依頼すると尻込みしてしまうかもしれませんね。

そういう意味では「バイクを売る」、「バイクを買い替える」と決めてから利用するのがベストです。

 

実際問題、電話やメール全てに対応しようとするとかなりの時間が必要ですし、何を話したのかも覚えておくかメモしておかなくてはならなくて確かに面倒です。

そのため、管理人が利用した際は1回目の電話に関しては全てスルーしました。

番号だけ見てもどの査定会社かわかりませんし、必ず留守番に入れてくるので、それを聞いてから次にかけてきたタイミングで出るかどうかを判断しても遅くはありません。

また、たくさん連絡がくる中から実際に出張査定を依頼する業者を決めるわけですが、最初に車名や年式や走行距離を提示してもざっくりとした査定額を提示してこない場合は、その時点で切っても良いかもしれません(後出しタイプの業者は話が長くなるだけで時間を無駄にすることが多い)。

 

裏ワザ│最初から個別に査定依頼するのもアリ

いちいち電話やメールに応対して出張査定に来てもらう業者を選ぶのが面倒であれば、最初から下記のような大手に絞って個別に出張査定を依頼するのもアリです。

※クリックすると各公式ページへジャンプします。

どの会社もバイクを査定するという事業は共通しており、またどこが一番高く買い取ってくれるかは車両の種類や状態、タイミング、その他さまざまな条件で異なりますので、ここでは各社の詳しい説明は割愛します。

個別に査定を依頼する際も、しっかりと「他社査定額と比較する旨」を伝えましょう。

 

まとめ│バイク一括査定は確かに面倒・・・だけど使わない手はない!

やはり無条件で下取りに出すのではなく、複数社の査定額を把握した方が圧倒的に得をしやすいです。

少なくとも複数社に査定を依頼しても、査定額が下がることはありません。

あとは電話応対、査定応対の面倒くささはありますが、そこは日給数万円の割の良い副業だと思って頑張っちゃいましょう!

考えようによっては、家まで出張査定に来てくれる分、バイク屋に持ち込むよりも楽と言えるかもしれませんよね。

 

車もバイクも下取りが最善とは限りません。

せっかくの愛車、最後に1円でも高く評価してもらって気持ち良く手放したいですよね。

少しでも高く売りたいとき、一括査定サービスは一番シンプルで確実な方法と言えます。

是非有効活用して、次の愛車の購入資金に回しちゃいましょう♪