GT7ではそこそこ多くのプレイヤーがサブ垢(サブアカウント)を作ってプレイしています(特に上に行けば行くほど)。
かく言う管理人もそのひとり。
それはもちろん、サブ垢を作るメリットがあるからなのですが、具体的にどのようなメリットがあるか ご存じですか?
というわけで、今回はサブ垢を作るメリットと注意点、さらに具体的なサブ垢の作り方について簡単にまとめてみたいと思います。
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【GT7】サブ垢を作る5つのメリット
管理人が考える、サブ垢を作る代表的なメリットは次のとおり。
- リラックスしてレースを楽しめる
- 普段できない遊び方を楽しめる
- オーバーテイクの練習ができる
- メイン垢のDR上げの効率化が図れる
- メイン垢のDRを維持したまま遊べる
このほかにも、例えば「自分よりDRの低いフレンドとマッチングしやすくなる」など、人によっては また違う考え方、アイデアでサブ垢を作成する人もいると思いますが、今回は より一般的と思われる上の5つについて説明したいと思います。
メリット1.リラックスしてレースを楽しめる
GT7のスポーツモードは、デイリーレースAなどの一部を除き、基本的に勝てばDRが上がり、負ければDRが下がります。
このため、どうしても「勝ちたい」、「負けたくない」という気持ちからプレッシャーが生じてしまいがち。
その点、DRを気にしなくて済むサブ垢があれば、プレッシャーを感じずにリラックスしてレースを楽しむことができるはずですし、いざDRが下がったところで精神的ダメージもたかが知れています。
中には「良い意味で緊張が軽減されて本来の実力を発揮しやすくなる」と感じる人もいるかもしれません。管理人もそのタイプ。
極端な例かもしれませんが、サブ垢がメイン垢のDRを上回る、なんていう逆転現象が起こったフレンドもいます。
そこまでいかなくても、平常心のまま場数を踏めれば、いずれメイン垢でのレースでも本来の実力を発揮しやすくなるかもしれません。
中には「メイン垢であってもDRの増減が気にならない」という人もいると思いますが、少しでも気になるのであればサブ垢を作る価値はあると言えます。
メリット2.普段できない遊び方を楽しめる
DRを気にしなくて済むと、いろいろな遊び方を楽しめるようになります。
代表的なのが、”メーカー縛り”、”車種縛り”、”駆動方式縛り”などの縛りプレイ。
勝ち負けにこだわると、どうしても勝ちやすい車、いわゆる「番車」や、それに近い速い車を使いたくなりますよね。
この点、勝ち負けにこだわらずに済むサブ垢があれば、本当に使いたい車、練習したい車を選び続けることができます。
他にもハンコン縛りやパッド縛り、コックピット視点縛り、VR縛りなど・・・。
メイン垢で各種アシストを使っているなら、サブ垢でアシストを使わない練習をするというのも良いかも。
もう一つ、サブ垢の遊び方で多いのが「ノータイムチャレンジ」です(別名ノータイムアタック、最後尾チャレンジ)。
ノータイムチャレンジとは、デイリーレースにおいて予選タイムを出さないままレースに参加する遊び方のこと(公式にそういった遊び方があるわけではなく、単に一度もタイムを計測しないままレースのスタートを待てばOK)。
ノータイムチャレンジでは最後尾近くのスタートとなるため、当然1位を取ることは難しくなります。
となるとメイン垢でチャレンジするには勇気が要りますよね。
が、ノータイムゆえに予選タイムが速い人とマッチングする可能性がやや下がり、そもそもがメイン垢と比べてDRが低いであろうサブ垢であれば、最後尾からでも追い上げていくレースが楽しめるはずです。
例えばメイン垢で練習走行を重ねてからサブ垢でノータイムチャレンジをすれば、十分な練習とノータイムチャレンジを両立することも可能ですね。
メリット3.オーバーテイクの練習ができる
サブ垢を作ると、メイン垢に追いつくまでの過程では自分より実力が下のプレイヤーとマッチングすることが多くなります。
そうなれば必然的にオーバーテイクのチャンスも多くなり、これがバトルに慣れるまでは良い練習になります。
ただし、圧倒的な予選タイムを出してしまうと簡単にポールトゥウィンできてしまうため、バトルの練習をしたいのであれば、先ほどのノータイムチャレンジか、やや手を抜いてDRに合った予選タイムで参戦する必要があります。
ただし、後方から追い上げる際は「サブ垢だからDRが下がっても構わない」くらいの気持ちで、クリーンなオーバーテイクに徹したいところ。
いくら自分の方がペースがあるからといって、イライラしてダーティーな抜き方をしているようでは、なんにも練習になりませんからね。
逆の立場であれば「そんなにペースがあるならスマートに抜くか、前からスタートしてくれ」と感じるのが普通です。
プレイヤーの中にはサブ垢の運用やノータイムチャレンジを嫌う人もいるので、そのことは頭の片隅に留めておきたいですね。
メリット4.メイン垢のDR上げの効率化が図れる
これについてはこちら↓の記事でも詳しく説明しています。
まず、サブ垢をメイン垢と同等か、少し下のDRまで上げます。
そのサブ垢でしっかりと予選タイムを出してレースに参戦し、安定してDRを上げられることが確認できたら、今度はメイン垢に切り替えて同じレースに参戦します。
つまり、目的は「メイン垢で確実にDRを上げられるレース」を見極めること。
そのためにサブ垢を捨て石にするというわけです。
加えて、実際にレースに参加すれば、周りの車種やピット戦略の確認、リプレイで速い人のレースペースや走らせ方の分析などもできますね。
もちろん、結局はサブ垢をメイン垢と同等まで上げる必要があるため、例えばDR.Bの人がいきなりDR.A+になれるようなことはありません。
しかし、「あと少しでAやA+に上がれるけど勝ったり負けたりで時間がかかっている」といったケースではかなり有用です。
サブ垢を使わなくても、苦手なレースを避けるというのは多くの人が実践しているかと思います。
中にはロビーでレースシミュレーションをする人もいるでしょう。
やっていることはそれらと同じで、さらに効率を上げる手段として、サブ垢の活用は効果的と言えます。
メリット5.メイン垢のDRを維持したまま遊べる
例えばネイションズカップやマニュファクチャラーズカップのようなリーグ戦において、より高ポイントを得ようと思ったら、速い人ばかりのレースにマッチングする必要があります。
それこそ代表に選ばれるような速い人ばかりの部屋を「第一部屋」なんて言ったりしますが、仮に第一部屋に入れるDRを持っている場合、むやみにデイリーレースに出てDRを下げたくはありませんよね。
そういうときにサブ垢があれば、気軽にデイリーレースを楽しむことができます。
サブ垢で参戦してボロボロに負けても、メインのDRに影響はありませんからね。
そこまでいかなくても、例えばDR.Aに上がりたての人がDRを維持したままGT1リーグに参戦したい、といった場合も同じ考え方が成り立ちます。
やっとの思いでAやA+に上がった人が、DRを落としたくないからサブ垢で修業を積む、というのもあるあるかもしれませんね。
【GT7】サブ垢を運用する際の注意点
サブ垢の運用には様々なメリットがありますが、意識しておかないといけない注意点もいくつかあります。
そんな中でも今回は絶対に気を付けたい次の5つについて説明したいと思います。
- 周りを巻き込まない
- 初心者狩りはしない
- ぬるま湯に注意
- 公式戦に複数エントリーしない
- 各種設定はやり直し
注意点1.周りを巻き込まない
先ほど「サブ垢ならリラックスして走れる」と言いましたが、雑な走りで他のプレイヤーを巻き込むことだけは絶対にやめましょう。
よくいるんですよね、ノータイムチャレンジをしておきながら強引な抜き方しかできない人。
自分はサブ垢でも、一緒に走っている人はメイン垢で頑張ってDRを上げている最中かもしれません。
仮にそんな2台が絡んで共に最後尾まで落ちた場合、なんだか不公平ですよね。
何より、わざわざノータイムチャレンジをするのに走りに余裕がないなんて、正直ダサすぎます。
当たり前ですが、サブ垢でもメイン垢と変わらないマナーが求められます。
それだけは絶対に忘れないように!
注意点2.初心者狩りはしない
こんなこと、思いつく人の方が少ないことを祈ります。
サブ垢を作った直後は、どうしても実力に大きな差のあるプレイヤーとばかりマッチングしてしまいます。
となれば圧勝するのは当然で致し方ないのですが、その圧勝が気持ちいいからといって、わざとリタイヤしてDRを下げて低ランクに留まる、なんていうことをしてはいけません。
GT7におけるDRの分類は割と秀逸で、DR.A+とA、AとB、BとCの間にはそれなりの実力差があります(A+以上になるとS級妖怪のごとくまたピンキリですが)。
なので、メインでA+ならAくらいまでは、メインがAであればBくらいまではサクッと上がれるはずです。
そしてサクッと上がったあとは急に圧勝できなくなるはず。
なので、わざとDRを下げるような行動をとらない限り、初心者狩り、格下狩りはそこで終わり。
長々とは続けられないはずです。
今は格下に感じる相手もいずれは実力をつけて上のDRに上がっていきますが、初心者狩り、格下狩りをする人はずっと自分の枠から抜け出せないまま終わります。
どうしても圧勝するレースが楽しみたければ、オフラインでCPU相手に無双しましょうね。
注意点3.ぬるま湯に注意
サブ垢で自分よりDRの低い人ばかりとレースをしていると、まるで自分が超人のように速くなったかのような錯覚をしてしまうことがあるかもしれません。
怖いのは、もしそこで満足してしまうと成長が止まってしまう可能性があるということ。
やはりメイン垢のように実力が拮抗したレースは精神的にもキツイことが増えますが、みんなそういった中で何かを見つけ、少しずつ速くなっていきます。
もし本来の自分よりDRの低い人達に囲まれ、その中で勝てればいい、というマインドになってしまうと、それはちょっと危険かもしれません。
注意点4.公式戦に複数エントリーしない
実は、ネイションズカップやマニュファクチャラーズカップをはじめとする公式戦は、同一プレイヤーが複数のアカウントで同時エントリーすると規約違反となることがあります。
具体的には、選手権概要等の注意事項として次のように書かれていることが多いです。
禁止事項
- ・同一選手権、同一シーズンで複数アカウントを使用して参加する行為
サブ垢で参戦すること自体は問題ありませんが、その場合はメイン垢での参戦は見送り、同時参戦しないように注意しましょう。
この辺りはもしかすると例外もあるかもしれないので、リーグごと、イベントごとに概要等をチェックしてみてください。
注意点5.各種設定はやり直し
詳しくは後述しますが、GT7のサブ垢を作るためには新たにプレイステーションアカウントを作り、そちらでログインする必要があります。
このため、レースのアシスト設定はもちろん、コントローラーの設定や音量など、すべて個別に再設定する必要があります。
「メイン垢でタイムアタックを繰り返し、サブ垢に切り替えてノータイムチャレンジをしてみたら思ってた以上に乗り味が違う。プラクティスとレースではこんなに違うのか。」
なんて感じたときは、アシスト設定やコントローラーの設定を見直してみることをおすすめします。
細かいところを言えば、GT7内の設定だけでなく、システム音量やボイチャの音量、画面の明るさなども見直しが必要です。
【GT7】サブ垢の作り方
最後にサブ垢の作り方を簡単に。
前提として、サブ垢でスポーツモードおよびオンラインレースを遊ぶ場合、新たにPS Plusに加入する必要はありません。
異なるプレイステーションアカウントでGT7をプレイして、スポーツモードが開放されるまでカフェメニューを進めればOK。
というわけで、複数のプレイステーションアカウントを持っていない場合は、新規に作成する必要があります。
以下は新しいプレイステーションアカウントを取得する大まかな流れです。
PS5の画面表示を確認したものなので、PS4だと若干異なる箇所があるかもしれませんが、大きな差はないと思われます。
- ホーム画面等からアカウントのアイコンを選択
- 「ユーザーを切り替え」を選択
- 「ユーザーを追加」という項目を選択
- 次の画面で「作成を開始」を選択
- 「システムソフトウェア使用許諾契約」が表示されるので、確認のうえ「同意する」にチェックを入れ、「確定」を選択
- 続くサインインの画面で「アカウントを作成」を選択
- 以降は画面表示に従って入力を進めていけばOK
以降は特に難しいところはないと思うので、詳細は割愛させていただきます。
余談ですが、今回のように複数のEメールアドレスが必要な場合、Gmailの「メールエイリアス」が便利でおすすめ。
通常の Gmail のアドレスの「@」の前に「+(半角プラス)」を付けて、任意の文字列を追加するだけで、サブアドレスとして使えます。
例えば普段使用するGmailアドレスが
○△□@gmal.comであれば、
○△□+gt7sub1@gmal.comのように文字列を追加すればOK。
特にGmail側で設定する必要はなく、初期設定では○△□+gt7sub1@gmal.com宛のメールは○△□@gmal.comのメールボックスに届きます。
このエイリアスはGmail側で作成手順を踏まずに勝手に運用を開始してもOKなので、こういったサブ垢作成の場面で役に立ちます。
新しいアカウントが作成できたら、最初に選択した「アカウントアイコン」→「ユーザーを切り替え」を再度開いてみましょう。
新しく作ったアカウントが選択できるようになっているはずです。
あとは新規作成したユーザーアカウントを選択して切り替え、GT7を起動させればOK。
ここから先はカフェメニューをNo.9までクリアすればスポーツモードが解放されます。
所要時間は2~3時間程度。
【GT7】サブ垢を作る5つのメリットと注意点│まとめ
GT7のスポーツモードはなかなかシビアな側面があり、DRというシステムのおかげで最終的には自分と同等の実力の対戦相手とばかりレースをすることになります。
その中で切磋琢磨することで より高みに行ける・・・
と言えるかもしれませんが、少し腕を上げてもまた周りも同じ腕の持ち主だらけ。
常に気を抜けないような錯覚に陥る人もいるのではないでしょうか。
そんなオンラインレースに少し疲れてしまった。
もっと気楽にレースを楽しみたい。
そんな人にこそ、サブ垢の作成をおすすめします。
もちろん、使い方次第ではメイン垢でさらに高みを目指す人にとっても有用です。
作成もそれほど難しくないので、ヒマなときに息抜き程度に作っておくと、何かのときに役に立つかもしれませんね。
ではまた。
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