電動スケボーに乗って爽快に走りたいとお思いのそこのあなた。
あなたは電動スケボーをどんなシーンで、どんな用途で使おうとしていますか?
「電動スケボーに何を求めるか」を明確にすると、あなたにマッチした電動スケボーが見えてきます。
今や購入先を国内販売店に限定しても、いろいろと“選べる”時代。
そこで、ここでは購入する電動スケボーを選ぶ際に押さえておきたいポイントをまとめてみました。
是非“あなたが求める要素”を満たす電動スケボーを選択して、思う存分「電動スケボーライフ」を満喫しちゃいましょう♪
アイキャッチ画像引用元:Blogs│Electric Skateboard Buyer’s Guide 2018
電動スケボー選択時に押さえておきたい3つのポイント!
電動スケボーを選ぶ際は、基本的に下記の記事で触れたトレンドから逸脱したものを選ばない限り、大きな失敗はしないはずです。
しかし、それだけでは1台に絞るのはなかなか難しいかもしれません。
そこで、参考までに選び方のヒントとして更に3つの切り口を紹介します。
1.用途で選ぶ
「電動スケボーで何をしたいのか」で選ぶべきモデルが見えてきます。
例えば高性能なスペックを活かしたスポーティーな走りをしたいのであれば性能重視のモデルがおすすめ。
あるいは、大きな公園などで“のんびりと”クルージングを楽しみたいのであれば、性能よりスマートな外観で選ぶといった選択もアリ。
特にデッキ内にバッテリーが内蔵されたタイプは外観がとてもスマートで、中には一見普通のロングスケートボードにしか見えないモデルもあります。
従来バッテリー内蔵型はデッキの柔軟性に難アリなことが多かったのですが、最近は必要十分な柔軟性を持つモデルも出てきています。
更にオフロード走行にも対応した電動スケボーなんていうものまであり、2018年末に「Backfire Boards」がリリースした「Ranger X1」は高い注目を集めています。
こういったモデルであれば砂地や砂利道、原っぱまでもがステージとなり、公道走行ができない日本国内においても遊べるシーンを格段に増やすことが可能です。
※現在はG2sの後継機、「Backfire G2t」が販売されています。
最新モデルG2tのレビューはこちら↓
2.スペック(性能)で選ぶ
引用元:Boosted Boards Plus erectric long range skateboard
電動スケボーのトレンドの一つに「最新モデルの多くは最高速度をウリにしていない」というものがあります。
最高速度は40km/hもあれば実用面でも十分と判断され、今や乗り心地やコントロール性の方が重視されているというわけです。
それ以上出しても扱え切れない人の方が多くなり、事故のリスクも増えるばかりですからね。
しかし、やはり限度はあります。
特に、MAX20km/h程度しか出ないモデルはさすがに避けた方が無難。
なぜなら、最高速度が低いボードはそれ以外の性能(航続可能距離や走破性、安定性など)まで低いことがほとんどだから。
単純に発売時期からかなりの年月が経過している「時代遅れな一台」の可能性もあり、そうなると最新の電動スケボーとはスペック、乗り心地共に天と地ほどの差があります。
何より、多くの人はMAX20km/h程度ではすぐに飽きてしまうはず。
20km/h程度なら“プッシュ”で出すことも可能ですし、そもそも速度を求めないのであれば、少し前に流行った「Penny Skateboard」(非電動のミニクルーザータイプ)の方が断然軽くてメリットが大きいかもしれませんね。
しっかりとしたスケートボードであれば、電動ですらない超小型クルーザーでも↑くらいの値段はします。
「少しでも安く」と考えて結局楽しめない物を買っては、それこそ“安物買いの銭失い”というやつになってしまうので注意が必要です。
さて、そこそこの電動スケボーから選ぶことを大前提としたとき、最高速度以上に重視したいのが「航続可能距離」や「登坂性能」、「ウィールの大きさ」や「重量」など。
航続可能距離や登坂性能に優れる方が長く様々なステージで楽しめますし、ウィールは大きい方が走破性が高く、小さい方が運動性や操作性に優れるのが一般的。
ちなみに登坂性能には坂道の表し方に角度(°)と勾配(%)の2パターンがあるので要注意。
「25%の勾配に対応」というのは、25°の坂道を登れるということではありません。
25%の勾配はおよそ14°の坂道に相当しますので、例えば登坂性能15°の製品と登坂性能20%の製品では前者の方が坂道に強いということになります。
重量に関しては持ち運びに大きく影響するものの、走行中に限って言えばライダーの体重の割合が圧倒的に大きいのであまり問題になりません。
ちなみにスペックに見えない部分は所有者の声やネット上のレビュー等を参考にするしかありませんよね。
そんな中でも特にレビューを参考にする際に注目したいのが、「加減速のスムーズさ」と「柔軟性」の2つ。
これらはスペックからは見えにくい部分なので、実際に乗ったことがある人の意見は参考になります。
特に初心者は「ブレーキがスムーズなモデル」を選ぶのが大切で、ここに言及されている電動スケボーを選びたいですね。
あとは柔軟性のあるボードの方がギャップに強く、乗り味に優れます。
ちなみに旋回性と直進安定性はキングピンナットの締め具合である程度調節することが可能で、かつ“好み”もあるので、初心者であればそこまで神経質にならなくても良いかもしれません。
3.安心感で選ぶ
引用元:Backfire G2t(Yahoo!ショッピング)
安心感とは、すなわち購入経路やアフターサービス、ブランド自体の信頼性の高さ。
まずブランドですが、やはり有名ブランドは品質が高いことが多いです。
例えば「Boosted Boards」や「Evolve Skateboards」、「Backfire Boards」など。
更に言えば、いわゆる2G(2nd Generation)、3Gと呼ばれる第二世代、第三世代のモデルは、前身モデルで得られたユーザーの声をフィードバックすることでデメリットを改善していることが多く、“ぽっと出”の電動スケボーよりはるかに安心して購入することができます(例えば管理人の所有するBackfireは、初代→G2→G2s→G2tと年々進化しています)。
特に有名ブランドの電動スケボーは、トレンドの一つにも挙げられる「柔軟性」に優れるケースが多いですね。
無名ブランドの電動スケボーの中には、いまだに「モーターとバッテリーを用意できたからスケボーの形をした板に取り付けてみた」といった代物もまぎれています。
しかし、スケボーのデッキってそんなに単純なものじゃないんです。
有名ブランドの電動スケボーは「スケボーとしての機能性に優れるデッキ」ありきで、そこにモーターやバッテリーをプラスしているため、乗り心地や旋回性がハッキリと異なります。
高いスピードを出せる電動スケボーにとって、乗り心地に直結する「デッキの良し悪し」は無視することはできません。
この点においては、有名ブランドの製品ならある程度安心して購入できるというわけです。
また、先述の通り昨今の電動スケボーは数値的なスペックの進化がやや一段落した印象を受けます。
Backfireの「Caliber™ II」トラックの搭載しかり、有名ブランドはそこから更に乗り心地やコントロール性といった要素の改善を続けていますが、無名ブランドにとっては今が稼ぎ時。
例えば最高速度だけ40km/hを実現すれば、有名ブランドとパッと見で違いがわからないわけですから。
だからこそ、購入する側はしっかりと情報を集めて見極めたいところ。
というか、マイナーブランドには極力手を出さない方が無難です。
もちろんマイナーブランドにも良い製品はあるはずですが、ややリスキーなことは間違いないので、せめてレビュー等を吟味したうえで選びたいですね。
電動スケボーの販売店
もちろん、購入経路も重要です。
購入自体は海外サイト等から買うことも比較的難しくない時代ですが、もしものときのアフターフォローを考えると、やはり日本語でやり取りができる国内の販売店から購入したいところ。
例えばBackfireシリーズは購入経路に関わらず180日間もの保証が付きますが、英語や中国語、片言の日本語でやり取りをするとなると、せっかくの長期保証も有効活用できるか不安ですよね。
国内販売店から購入すると確かに価格はやや高くなりますが、購入時・購入後の安心を買うと思えば妥当な差額であることがほとんどです。
更に言えば、例えば「Boosted Boards」や「Evolve Skateboards」などは確かに世界的に有名なブランドで品質も高いですが、海外から直接購入しようとすると万単位の送料+関税を請求されるため、購入自体のハードルが高めで直接購入の“旨み”もありません。
場合によっては自分で国際宅配便を手配する必要もありますし、注文から到着までにかなりの日数がかかってしまいます。
「手間と時間と金に糸目を付けない」というのであれば話は別ですが、正直コストの差に見合うだけの性能差は感じられませんし、可能な限り国内販売店から購入できる電動スケボーをチョイスしたいところですね。
ちなみに管理人が何度か利用したことがあるショップがこちら↓
上記ショップはYahoo!ショッピング経由で購入可能なのでポイント面で得をしやすいというメリットがあります。
詳細はこちら↓
あとがき│電動スケボーは用途・性能・安心感で選べば失敗しにくい!
ここまで読んでいただければお判りだと思いますが、電動スケボーは高額な買い物だからこそ、少しの安さのために冒険することはあまりおすすめできません。
特にまだまだネット上の情報も少なく、通販サイトのレビューの信ぴょう性も疑わしい時代ですから、できるだけ多くの情報を仕入れたうえで選択したいですね。
中には「クラウドファンディングで提示されたスペックと実機のスペックが明らかに異なる」なんていう詐欺まがいの案件もあるそうですよ・・・(こわすぎ
「迷ったら日本国内のショップから買う!」
無難でつまらないと思う方もいるかもしれませんが、結論としてはこれに限りますね。
その中から自分にあった1台を見つけて、是非満足のいく買い物をしてください♪
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