ついに待望のオフロード対応電動スケボー「Ranger X1(レンジャーX1)」の国内販売が開始されました!
Ranger X1は従来から人気のある「Backfire(バックファイヤー)シリーズ」の最新モデル。
電動のみならず、スケボーに乗ったことがある人なら誰しも一度は「路面の凹凸、いわゆる“ギャップ”への弱さ」を感じたことがあるのではないでしょうか。
その弱点を克服し、しかも単純に“いち電動スケボー”として見ても高い運動性能を誇るRanger X1。
オフロード対応だけあって昨今の標準的な電動スケボーと比べると少々お高いですが、実はライバルと比べるとそうでもなかったり。
価格だけで選択肢から外すと損をするかもしれませんよ!
早速実際に乗っていろいろと走ってみたので、その素晴らしさと気になった点をシェアしたいと思います♪
現在では後継の「Ranger X2」が国内販売されています。
X2は見た目こそ大きく変わらないものの、X1より軽量で更にトルクフルに進化しており、性能は明らかな違いが見られます。
要チェック!
- 新型電動スケボー「Backfire Ranger X1」の性能は?人気モデル「G2s」と比較!
- 電動スケボー「Ranger X1」の乗り心地は?スペックから見えない部分をレビュー!
- 電動スケボー「Ranger X1」の最大の特徴はオフロード性能の高さ!
- ライバルのオフロードモデルと比較!Ranger X1は実は安い!?
- 電動スケボー「Ranger X1」は公道を走れないことがデメリット・・・じゃない!
- 「Ranger X1」は汎用性抜群で電動スケボー初心者にもおすすめ!
- 「Ranger X1」を購入!付属品や各部を解説♪
- オフロードに強いだけじゃない!?電動スケボー「Ranger X1」のメリットとデメリットまとめ
- あとがき│Ranger X1はオフロード対応で遊び場所を選ばない汎用性抜群の電動スケボーだった!
新型電動スケボー「Backfire Ranger X1」の性能は?人気モデル「G2s」と比較!
↑上がG2s、下がRanger X1
Backfireといえば、従来からミドルクラスの電動スケボーとして日本国内でも人気の高いシリーズとして有名です。
そんなBackfireは、Ranger X1に先行すること3か月、「G2s」という最新モデルをリリースしたばかり。
となると、「これらがそれぞれどういうキャラクター付けをされているのか」、「その性能差はどの程度あるのか」、気になりますよね。
本記事ではG2sを比較対象として取り上げていますが、G2tはG2sの正当進化モデルなので、G2t購入検討の際も多少はお役に立てると思います。
最新モデルG2tのレビューはこちら↓
・【2019年最新おすすめ電動スケボーBackfire G2t!先代のG2sと徹底比較】
まずは代表的なスペックを表にまとめてみました。
名称 | デッキサイズ | ウィールサイズ | 重量 | 最高速度 | 航続可能距離 | 充電時間(0%→100%充電時) | 登坂性能 | 最大荷重 | 外観 |
Backfire G2s | 94cm×22cm×11cm | 80mm or 96mm | 約6.5kg | 40km/h | ~25km | 約3時間 | 25%(14度) | 120kg | |
Ranger X1 | 106cm×33cm×17cm | 165mm | 約11kg | 36km/h | ~35km | - | 30%(16.7度) | 120kg |
※各数値は翻訳時、単位換算時等にあやふやになっている可能性があるので、参考値としてお取り扱いください。
先に断っておきたいのは、「Ranger X1はG2sの上位互換ではない」ということ。
簡単言えば、G2sはオンロードモデル、X1はオフロードモデルの電動スケボーで、得意なステージが違うんです。
自転車に例えれば、ロードバイクとマウンテンバイクくらいの違いがあります。
G2sは低重心でスピーディーかつ操作性に優れ、かつ旋回性も抜群で、操作性やスピード感が重視されています。
最高速度はおよそ40km/h。
対するRanger X1は最高速度こそ約36km/hとやや劣るものの、最高速度を補ってあまりある走破性の高さが持ち味。
もちろん、舗装された路面を走っても安定感は抜群です。
特筆すべきは航続可能距離の長さ!
なんと1回の充電で最大35kmも走行することが可能なんです。
35kmといったら、例えば東京駅から横浜駅まで走ってもおつりがくる距離(公道走行は不可)。
中にはキャンプ等のレジャーに持って行きたいという人もいると思いますが、1~2泊くらいなら充電できなくても何の問題もなさそうですね。
ただバッテリー残量0%の状態から100%に充電するには約6時間も必要なので、その点は注意が必要(一般的な高性能電動スケボーは2~3時間が相場)。
個人的には就寝時に充電するのにちょうど良いと感じていますが(笑
もう一つ気になるのは本体と重量の大きさ。
特に重量の違いは大きく、約6.5kgのG2sに対し、Ranger X1の重量は約11kgにも及びます。
正直に言えば、本体の大きさも相まって持ち運ぶのは結構大変・・・。
しかしG2s等と同様、軽ハイトールワゴンの後部座席足元や、3ナンバーサイズの普通車のラゲッジスペースなどには横置きできるので、車で運ぶ分には大きな支障はないと思います(念のため購入前にご自身で確認をお願いします)。
電動スケボー「Ranger X1」の乗り心地は?スペックから見えない部分をレビュー!
引用元:Backfire Ranger X1 POWERZONE (Yahoo!ショッピング)
スペックからは見えない部分ですが、まず“パワフルさ”は相当なものです。
G2sと比べてもかなり鋭く加速する印象を受けます。
ここまではもしかすると登坂性能の高さを見て想像がつくかもしれませんね。
その登坂性能も驚異的で、実際に坂道を走行しても、ちょっとやそっとの傾きではほとんどスピードが落ちません。
無理をしている感じもせず、これもRanger X1の圧勝。
しかし本当に注目したいのは加速やブレーキといった“操作性”の部分。
加速力があるのに、スタートのマイルドさ、操作のしやすさはG2sと大差ないんです。
これは地味かもしれませんが、個人的にはすごいことだと感じています。
どちらもスムーズで初心者でも安心して操作することができますし、かといって制動距離が長すぎて危険ということもない絶妙なサジ加減。
BackfireシリーズはG2sになって劇的にブレーキ性能が進化したように感じていますが、Ranger X1もこれと同等の扱いやすさです。
これなら初心者でも安心。
操作性に直結するリモコンもG2sと同形状で、扱いやすさに差はありません。
旋回性はG2sには大きく劣るが、十二分に実用的
引用元:Backfire Ranger X1 POWERZONE (Yahoo!ショッピング)
個人的には想定内でしたが、旋回性はG2sの方が圧倒的に優れています。
Ranger X1も一昔前の電動スケボーと比べれば十分思い通りに動いてくれますが、G2sと比べると小回りが利かない印象。
この辺りは実際に2台を乗り比べてみないと感じられないかもしれませんが・・・。
ただし、砂利道等の悪路を走る際は急旋回できないのが良い味付けになっているようにも感じます。
回転半径が大きいのは、単純にボード自体が大きいことも影響している印象です。
そのため、スタンスはやや広めに取った方がコントロールしやすいかもしれません。
もちろん、「曲がらなくて苦労する」というレベルではありませんよ。
加減速がスムーズで低速域のコントロール性が良いので、道幅の狭い直角カーブでも速度を落とせばどうとでもなります。
むしろ、Ranger X1には「ダブルキングピントラック」が採用されており、一般的な電動スケボーと比べれば「曲がる方」です。G2sがすごすぎ。
Backfire G2sの詳しいレビューはこちら↓
※現在は後継のBackfire G2tが発売されています↓
Ranger X1はとにかく走破性がヤバい!
最初に荒れた路面を走行した際、「乗り心地はG2sと大差ないなぁ・・・」と感じたのですが、すぐにそれが間違いであることに気が付きました。
出している速度が全然違ったんです。
G2sのときは荒れた路面を走行する際に20km/h程度まで速度を落としてクルージングしていましたが、Ranger X1で走行した際はフルスロットル状態・・・つまり36km/h近い速度が出ていたわけです。
おおよそ体感的にはG2sの20km/h走行時とRanger X1の36km/h走行時は同等の安定感だということ。
これってものすごいことで、試しにRanger X1で20km/h走行をしてみたら退屈にすら感じられる始末・・・。
例えば公園や広場でよく見かけるこれらのタイル状の路面↑
普通のスケボーだと継ぎ目継ぎ目でガタガタと振動したり、最悪跳ねる感じがしたりして、アスファルトなどと比べると乗りづらく感じますよね。
しかもロードノイズもかなりのもの。
こういった場所もRanger X1で走るととても安定していてスムーズで、ストレスなくフルスロットルで加速することが可能です。
この辺りは後述の「エアレス-ラバーウィール」の恩恵ですね。
ものは試しということで、砂利道も走ってみました。
「ザザザザザーッ!」と爽快感のあるロードノイズを発生させながらグングン進みます。
当然しっかりとまっすぐ前に進みますし、乗り心地も上々。
ゼロからリモコンで加速しようとすると多少ホイールスピンしますが、一度プッシュ等で走り出してしまえばその後は一切怖さはありません。
2~3cm程度の石が敷き詰められている程度ではボードが暴れることもなく、意のままに旋回することが可能です。
神社の境内のような場所を想像してもらえると良いかも。余裕で走れます(走って良い場所かどうかはしっかり確認してくださいね)。
電動スケボー「Ranger X1」の最大の特徴はオフロード性能の高さ!
見てください、このウィールの大きさの違い!
「あ、圧倒的じゃないか・・・!」
写真のG2s(右)に装着されているウィールは96mmですが、まるでガン○ムとビグ○ム大人と子供くらいのサイズ差があります。
あんなに大きく見えていた96mmウィールが・・・。
それもそのはず、Ranger X1のウィールのサイズは何と驚きの165mm(6.5インチ)!
そのうえ耐摩耗性に優れた「エアレス-ラバーウィール」を採用しており、路面のショックを吸収する柔軟さも持っています。
Ranger X1のすごいところは、この巨大なウィールが実現する走破性の高さ。
メーカーが明確にオフロード対応モデルであることを前面に打ち出しているだけあって、原っぱからぬかるんだ泥の上、砂利道まで難なく走破することが可能です。
これは従来の電動スケボーでは考えられなかったこと。
オンロードモデルとは比較にならないほどギャップに強くなっています。
先述の通りあらゆるタイル状の路面も安定して走ることができますし、当然アスファルトにできた亀裂でバランスを崩すようなこともありません。
オンロードでもオフロードでも、どこを走ってもこれまでの電動スケボーを凌駕する走破性を誇るわけです。
一度これに慣れると他のボードが怖く感じるほど・・・(実体験です)。
防水防塵性能も高く、雨の中だって平気で走れる点も優れていますね。
まぁできれば雨の中では走りたくありませんが・・・。
しかし、いざと言うときに水たまりを気にすることなく走れるのはありがたい、というか楽しい(Ranger X1ほどではないもののG2sにも防水機能はついています。念のため)。
ライバルのオフロードモデルと比較!Ranger X1は実は安い!?
Backfire Ranger X1 | |
Evolve Bamboo GTX Series All Terrain | |
Evolve Bamboo GT Series All Terrain | |
Evolve GT Carbon Series AT Electric Skateboard |
引用元:Backfire Skateboards
引用元:Evolve Skateboards
管理人はRanger X1の国内発売を心待ちにしていました。
なんせ日本国内ではこれまでオフロードモデルの電動スケボーは費用の面でも手間の面でも入手難易度が高すぎましたから。
オフロードモデルの電動スケボーと言えば、これまでは真っ先に選択肢に挙がったのが「Evolve Skateboards」のGTシリーズ。
ただし、入手するためには海外から直接購入する必要があることや、そもそもその価格がネックだったんですよね。
最も安い「BAMBOO GT」ですら、ボード単体は日本円換算で約17万円しますし、送料やら関税やらで恐らく最終的に20万円近くなってしまいます。
「CARBON GT SERIES」なんて素で22万円超え・・・。
引用元:GT Carbon Series AT Electric Skateboard – Evolve Skateboards
また、上の写真のようにEvolve GTシリーズはいずれもベルト駆動なんですよね・・・。
対するRanger X1は最新のハブモーターを搭載(ウィール内にモーターが内蔵された方式)。
残念ながら管理人はEvolve GTシリーズに乗ったことはありませんが、少なくともスペック的にはRanger X1が大きく劣っているようには見えませんし、にもかかわらず価格が段違い。
Evolve GTシリーズ1台の購入費用でG2sとRanger X1が両方買えそうです。
ちょっと価格差がありすぎですね。
入手しやすさやアフターサービスの点でも、日本国内においてオフロード対応電動スケボーはまさにRanger X1の一強時代と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、Ranger X1はYahoo!ショッピング経由で購入できるので、実は膨大なポイントを入手することが可能です。
電動スケボー「Ranger X1」は公道を走れないことがデメリット・・・じゃない!
電動スケボーを検討するうえで最もネックとなるのが、「日本国内では公道を走行できない」という問題。
しかし、道なき道を走破できるRanger X1なら話は別です。
ちょっとした原っぱや砂利道、これまで振動がストレスで躊躇していたタイル目の広場など、一般的なロードモデルの電動スケボーと比べて走れるシーンが格段に多いんです。
むしろちょっと荒れているくらいの方が楽しめたりしますからね。
そのため、“遊べる場所”を探すのも比較的簡単。
公道を除外しても、少し郊外へ移動すれば遊んで良いという場所は山ほどあります。
もちろん、「法律でNGでなければどこを走っても良い」というわけではありませんよ。
モラルとマナーを守って、人に迷惑をかけないこと、自然を破壊しないことなどを意識して、しっかり責任を持って遊んでくださいね。
「Ranger X1」は汎用性抜群で電動スケボー初心者にもおすすめ!
Ranger X1、個人的には買って大正解でした。
恐らく管理人が2018年に購入したものの中で一番満足度が高いのが、このRanger X1です。
個人的にはガッツリ遊ぼうとしたときは圧倒的に「G2s」より出番が多いですね。
ただ、これから買う人はその価格に躊躇してしまう人もいるかもしれません。
Ranger X1の購入価格は国内通販サイトにおいて約13万円。
G2sが8万円を切ることを考えるとかなりの価格差に感じますよね。
しかし、これはあくまで昨今の一般的なロードモデルと比較した場合の話。
先述の通り、ライバルのオフロードモデルと比べると格安と言ってもいいくらいの価格設定と言えます。
Ranger X1には価格に見合うだけの性能と耐久性がありますし、一昔前はミドルクラスの電動スケボーも15万円程度が一般的でしたから、これを考えればかなり良心的。
とはいえ、特に走破性の高さを求めないのであれば「G2s」を選んだ方が無難なのも事実。
しかし、走れるステージの多さにおいては、Ranger X1はまさに「大は小を兼ねる」と言えます。
オフロード走行もオンロード走行も高い次元で両立していますから、ワイルドな見た目が気に入れば差額を払うだけの価値は“確実に”あります。
あとから「荒れたアスファルトやタイル路面、オフロードも走りたい」となると、2度手間でコストもかさんでしまいますからね。
恐らく管理人のように何台も電動スケボーを集めてしまうようなマニアはごく少数でしょうし・・・。
もちろん、既にそれなりの電動スケボーを持っていて増車(?)を検討している方にも、Ranger X1は間違いなくおすすめの1台と言えます。
「これまでの電動スケボーではできなかったことができる楽しさ」は、従来の電動スケボーを知っているからこそ味わえるもの。
もちろんいきなりRanger X1を購入しても十分楽しめると思いますが、最初に一般的なミドルサイズの電動スケボーを経験していると、Ranger X1のすごさをより実感できるはずです。
「Ranger X1」を購入!付属品や各部を解説♪
待望のオフロード対応電動スケボーを国内ショップが取り扱い出したのを知って、即注文しました。
届いた箱がこれまたでかい・・・笑
写真手前の箱が奥の箱に入っている2重構造。
G2sもそうでしたが、Backfireというブランドは梱包から丁寧な印象を受けます。
一番外の箱はところどころ潰れていますが、この重量と輸入品であることを考えると仕方ないですね。
もちろん中身にダメージはありません。
開封。
箱を開けるとシンプルなブラック基調の本体が見えました。
日本語の取説も入っています。
その他の梱包物。
もちろん必要なものは全て揃っています。
左端のBOXはボード本体充電用のアダプターですが、かなり大型ですね。
リモコンはG2sと同形状で、液晶ディスプレイなどはないシンプルな構造ですが、使い勝手は良好です。
デッキ裏面。
ダブルキングピントラックも迫力がありますね。
ウィールに加え、ウィール同士をつなぐトラック周りも全て黒で統一されています。
購入時は電源ボタンの上に黄色い警告シールが貼られていますが、剥がしてOK。
公式HPやネットショップでは一部の写真がシルバーのウィールとなっていますが、届いたのはウィールが真っ黒なタイプでした。
これは個人的にはうれしい誤算。
黒の方が高級感がありますし、何よりワイルドでかっこいいですよね!
こちらは充電の様子。
先述の通り満充電には6時間程度必要なので、管理人は遊び終わってからその日寝るまでか、就寝時間中に充電するようにしています。
デッキ裏面を良く見るとカーボン調でおしゃれ!
とにかくワイルドでかっこいいところがお気に入り。
ちなみにこのRanger X1、充電時に本体を逆さにしてもデッキ表面が床と接触しません。
尋常じゃないウィールのデカさですね。
デッキテープが床と接触しないので、そのままひっくり返しても床を傷付ける心配はなく、充電時にわざわざ台などを用意する必要がないのでお手軽です。
オフロードに強いだけじゃない!?電動スケボー「Ranger X1」のメリットとデメリットまとめ
ここまでに出てきたRanger X1のメリットとデメリットをおさらいしてみましょう。
まず先に気になるデメリットから。
- 一般的な電動スケボーと比べると価格が高め
- ミドルクラスの電動スケボーと比較して本体や重量が大きめ
- 舗装路を走る場合、最高速度はやや物足りない可能性あり
上記のうち、1と2はミドルクラスの一般的な電動スケボーと比較した場合のデメリットであり、Ranger X1が持つ特徴や性能を考えれば妥当性があります。
要するに、単体で見れば特筆すべきデメリットではないかもしれないってことです。
特に価格はライバルのオフロードモデルと比べると格安と言って良いレベル。
しかし、「荒れた路面は走らない」ということであれば、先述の通りG2sなどのミドルクラスのオンロードモデルを選ぶことをおすすめします。
最高速度についても約36km/hともなればそこら辺の自転車より断然速いわけですから、かなり電動スケボーに乗り慣れた人でもない限り、あまりデメリットとは感じないかもしれませんね(乗り慣れた管理人でもそこまで大きな不満は感じませんが、一応)。
個人的に旋回性は十分にあると感じています。
もちろん、先述の通りG2sなどと比べるとかなりの差がありますが、広い公園や原っぱ、キャンプ場などでクルージングを楽しむ分には何の不満も感じません。
重い分多少慣れは必要かもしれませんが、初心者にとっては圧倒的直進安定性があった方が安心できますし、この辺りはキングピンナットの調節でも乗り味を変えることが可能です。
詳しくはこちら→【電動スケボーの乗り方解説。加減速時の姿勢や曲がり方、体重移動など】
続いてメリットは次の通り。
- 人気のBackfireブランドが送り出す待望のオフロードモデル
- 超大径ウィールによる走破性と安定感がすさまじい
- 遊び場所を探しやすいので家で“置物”になりにくい
Backfireは以前から国内外を問わず人気の高いブランドですし、その性能も高く評価されています。
実際、管理人はG2sとRanger X1の2台のBackfireを所有していますが、どちらも自信を持って人におすすめできる性能だと断言できます。
走破性と安定感の高さはここまで説明してきた通り。
しかしRanger X1最大のメリットは、やはりなんと言っても3番、「遊び場所の豊富さ」ですね。
電動スケボーと言えば公道を走行できないというネックが付きまといましたが、「公道が走れなくても遊べる場所はたくさんある」と感じられるのはRanger X1の大きな強みですし、実際に管理人も電動スケボーで遊ぶ時間が増えています。
特に専用の“パーク”などがない地方でその真価を発揮するかもしれませんね。
あとがき│Ranger X1はオフロード対応で遊び場所を選ばない汎用性抜群の電動スケボーだった!
実はRanger X1が発売されるというウワサはG2sを購入する前から耳にしていました。
日本国内でも発売されることを想定して節約していましたが、本当に良かった!
買って後悔しないどころか、さきほども言いましたが今年一番の良い買い物だと感じています。
なにより遊べる場所が格段に増えたのが最高ですし、オフロードを走るのって思ってた以上に楽しい!
慣れてきたらスライドからのドリフト走行にもチャレンジしてみたいですね。
高額ではありますが、実物を見ればその価格にも納得できるはず。
そのくらいしっかりとした作りで性能も申し分ありません。
一昔前の15万円、20万円が当たり前だった時代を知っていると余計にそう感じますね(笑
最後に、Backfire Ranger X1はこんな人におすすめです↓
- 舗装路以外も思う存分走りたい
- 乗り心地を重視したい
- 坂道を楽々走りたい
- ハイスペックな電動スケボーが欲しい
- 人とは違う電動スケボーが欲しい
- 時代を先取りしたい
- ワイルドな見た目が好き
- キャンプ等のアウトドアで楽しみたい
※キャンプ場内で使用可能かどうかは、必ずそのキャンプ場に確認してください。
どれか一つでも当てはまれば自信をもっておすすめします。
これまでの電動スケボーとは一線を画す「Backfire Ranger X1」。
あなたもちょっとリッチな電動スケボーで、オンロードからオフロードまで、あらゆる道を走破してみませんか?
なお、上記ショップで販売されているRanger X1は、改良が加えられたニューバージョンです。
詳しくはこちら↓
※2019年11月現在、Backfire Ranger X1の国内販売は品切れが続いています。
代わりにこんなオフロード対応電動スケボー↓が販売されていたので、早速チェックしてみましたよ!
また冒頭にもお伝えした通り、2019年11月より後継機の国内販売も開始されています↓
電動スケボーに関するその他の記事はこちら↓