ハイラックスを選ぶメリットデメリット!維持費や各グレードの違いも

トヨタ ハイラックス 特別仕様車 Z“Black Rally Edition” 01 ライバル比較

最近どうにも気になる車があります。

それが国内唯一のピックアップトラック「トヨタ ハイラックス」

これを街中で見かけると、その迫力に思わず「おっ!」と声が漏れてしまうんですよね。

かなり目立つ1台ですが、やはりいろいろな意味で普通の乗用車とは違います。

一体どんなところが魅力的で、逆にどんなところに注意すればいいのか。

また、どのグレードを選ぶのがおすすめなのか。

今回はこのあたりを中心に、唯一無二の存在とも言えるハイラックスについてまとめてみたいと思います。

アイキャッチ画像引用元:TOYOTA、ハイラックスにZ“Black Rally Edition”を設定 | トヨタ | グローバルニュースルーム | トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト

ハイラックスは普通の乗用車とは違う!

トヨタ ハイラックス タフ&エモーショナルな独自のデザイン。

引用元:トヨタ ハイラックス | 外観 | トヨタ自動車WEBサイト

冒頭にも申し上げた通り、ハイラックスはいろいろな意味で普通の乗用車とは違います。

現行のハイラックスは2015年からタイやオーストラリアで販売されていたものと同型ですが、国内販売されているのは5人乗りのダブルキャブ仕様のみ。

2人乗りのシングルキャブ(スタンダードキャブ)やエクストラキャブといったバリエーションは未導入となっています。

ダブルキャブとはキャビン部が2つ(室内が2列)あるものを指すと考えてOK。

より乗用車的な使い方ができるトラックといった感じですね。

そんなダブルキャブ仕様であっても目立つのが、ピックアップトラックならではの荷台。

これに伴いボディも大きく、そもそもの扱いも普通車ではなく貨物車(1ナンバー)として区分されます。

とはいえ、ハイラックスに乗るために特別な資格などは必要ないので、その点は心配しなくても大丈夫です。

もちろん、普通の車と違うのはその見た目だけではなく、走破性の高さも折り紙つき。

駆動方式はパートタイム4WDで、路面状況に合わせて2WDと4WDを選択可能です。

ハイラックス パートタイム4WDシステム

引用元:トヨタ ハイラックス | 走行性能 | トヨタ自動車WEBサイト

Z以上のモデルには4輪のいずれかのスリップを検知して空転する車輪をブレーキ制御する「アクティブトラクションコントロール」が装備されており、路面状況が悪くても、地形が悪くても、常にその前進をアシストしてくれます。

 

なお、現在日本国内で販売されるピックアップトラックはこのハイラックスのみ。

つまり、国内においてはライバル不在ということで、今の時代にはちょっと異質に感じられるほどの圧倒的な存在感を放ちます。

もちろん並行輸入車、逆輸入車まで見渡せばピックアップトラックというジャンルはそこそこのバリエーションを持ちます。

しかし、これを国内で、しかもトヨタから買えるというのがハイラックスの最大のメリットと言えるかもしれませんね(ただしハイラックスも生産はタイ)。

「ちょっと人とは違う車に乗りたい」という需要にもマッチしそうです。

ちなみにハイラックスが2017年に国内デビューした際、年間売上目標台数は2,000台とされていました。

これに対して実際は初月で2,300台を売り上げたことで話題になりましたが、「ホンダ N-BOX」をはじめとする軽ハイトールワゴンや「日産 ノート」などの人気車種は月の登録台数が10,000台を超えます。

やはりハイラックスは圧倒的にすれ違いにくい、被りにくい車種と言えそうですね。

 

また、詳しくは後ほど紹介しますが、ハイラックスはグレードの違いで見た目の印象が大きく変わります。

名前は同じハイラックスでも自分に合った1台が見つかるかもしれませんし、自分好みにカスタムするのも楽しい車種と言えるでしょう。

 

ハイラックスは大きすぎる!?でも目線が高くて運転しやすいよ!

トヨタ ハイラックス パワフルさを物語る、大迫力の1ナンバーサイズ。

引用元:トヨタ ハイラックス | 外観 | トヨタ自動車WEBサイト

ハイラックスの全長は5,320mmもあり、一般的な国産車と比べてるとかなりロングです。

例えば同じトヨタでアウトドア用途で競合しそうなランドクルーザープラドが4,825mm、ビッグセダンのクラウンでも4,910mm。

いかにハイラックスが縦に長いかがわかりますね。

「大きすぎて駐車場に入らない」なんていうことは一昔前と比べれば少ないとは思いますが、それでもこのリスクは考えないといけません。

少なくとも自宅の駐車場や日常的に使う駐車スペースに収まるかどうかは要チェックです。

ホイールベース(軸間距離)も3,085mmとかなりのもの。

現行の軽自動車は全長3,395mmがスタンダードなので、ホイールベースだけでこれに匹敵する勢いです。

ゆえに最小回転半径も6.4mとかなり大きく、小回りが効かないので狭い路地を走るのは得意ではありません。

 

とはいえ、運転しにくいかというと、決してそうは感じられません。

ポイントは目線の高さ。

商用の小型トラックと同じくらいの目線の高さなので、周囲の視認性が良く、むしろかなり運転しやすく感じられます。

同メーカーの「ランドクルーザー プラド」も同じくらいの高さ。

プラドは女性ユーザーも結構多いと聞きますが、これも目線の高さが運転のしやすさに好影響を及ぼすため、かもしれませんね。

ちなみに横幅に関して言えば、プラドの1,885mmに対してハイラックスは1,855mmとわずかに控えめ。

この点もハイラックスの運転のしやすさに寄与していそうですね。

とにかく見た目の割には運転しやすく感じられるので、「取り回しが心配・・・」という人は是非一度試乗してみることをおすすめします。

 

トヨタ ハイラックス 荷台積載 01

引用元:トヨタ ハイラックス | 外観 | トヨタ自動車WEBサイト

もちろん、大きさゆえのメリットも存在します。

それが荷台の持つ積載能力の高さ。

 

トヨタ ハイラックス 荷台寸法

引用元:トヨタ ハイラックス | 室内・荷台 | トヨタ自動車WEBサイト

ハイラックスの荷台はD1,520×W1,535×H480(mm)。

一方、一般的な軽トラの荷台はD1,940×W1,410×H290(mm)程度。

国内仕様のハイラックスは4ドアでしっかりとした後部座席を持つため、当然荷台長では軽トラに一歩及びません。

しかし、幅と深さはハイラックスの方が勝るため、例えばキャンプのようなアウトドア用途では人を乗せつつ荷物も大量に積むことができ、最高にマッチすると言えそうですね。

深さが十分にあるので、オプションの「トノカバー」などを取り付けても余裕がありそう。

イメージはこんな感じ↓

引用元:MJP ハイラックス GUN125 REVO ロールシャッター式 トノカバー(Amazon)

 

キャンプなどで多用するのであれば、こういったもの↓や

こういったもの↓があると、滑り防止や傷防止に良いかもしれませんね。

 

トヨタ ハイラックス 後部座席収納

引用元:トヨタ ハイラックス | 室内・荷台 | トヨタ自動車WEBサイト

また、後部座席をたたむことで室内にも収納スペースを作ることもできます。

ちょっとした荷物であればこれで十分事足りそうですね。

 

実際にハイラックスに試乗してみた感想

というわけで実際に試乗してみました。

試乗したグレードは「Z」。

詳しくは後述しますが、ハイラックスにおいてはあまりグレードによる走りの違いは感じられないはずです。

要点だけまとめると、感想は次の通り。

  • 低回転でも非常にトルクフル。だけど回転は引っ張れなさそう。(その必要もない)
  • 空積載の一人乗りだと足はやや硬く感じられた。
  • ハンドルはたくさん切らないと曲がらない。恐らく慣れの問題。
  • 目線が高く、ボディサイズの割に運転しやすい。
  • 左前にあるフェンダーミラーで車幅感覚がわからなくても運転可能。
  • なぜか運転していて優越感がある。多分周りの車を見下ろせるから。
  • 普通じゃないのが楽しい。
  • 最新の車!という感じはしないけど、俺はそんなもの求めない←

ざっとこんな感じ。

走りに関してはかなり力強く感じられますが、当然スポーツカーの加速とは感覚が異なります。

パワフルなんだけど、当然高回転まで使う感じではありません。

見た目通りというかディーゼルっぽいというか、ハンドルや足回りも含め、良くも悪くもピックアップトラックっぽくて好みが分かれそうな印象を受けます。

マツダのスカイアクティブのようなスムースなディーゼルとはまた違う、荒々しさの残る「ディーゼルらしいディーゼル」。

個人的にはいい意味で最近の車らしさが希薄で、「運転している感」がある良い車だと感じました。

ちょっとマニアックな感想かもしれませんが(笑

 

ボディサイズは乗ってみるとそれほど大きく感じられず、よほど小さい路地ですれ違いが多発、ということでもない限り大丈夫そう。

横幅だけ見ればFJクルーザーやプラド、フェアレディZなど、これより大きな車はいくらでもありますし。

実際に乗ってみても車幅でヒヤヒヤすることはありませんでした。

目線の高さに加え、慣れるまではフェンダーミラーも良い仕事をしてくれそうです。

 

また、先ほども触れましたが、実物に触れてみると思ったより荷台は大きくないなという印象を受けました。

後部座席があるせいですが、その後部座席は結構狭く、背もたれが直立気味に見えたので長距離ドライブはちょっと疲れそう・・・
と思っていたのですが、後部座席の両サイドの席に関しては、座り心地は見た目ほど悪くありません。

「思ったより荷台は大きくない」とはいえ、一般的なファミリーキャンプの道具くらいなら十分に載りそう。

 

トヨタ ハイラックス 荷台積載 02

引用元:トヨタ ハイラックス | 外観 | トヨタ自動車WEBサイト

ただしテールゲートの高さは845mmとかなり高く、画像のようにサイドから物を載せようとすると約1.3m近く物を上げなければなりません。

重量物、それこそキャンプや釣りなら満タンのクーラーボックスなんかを積み下ろしするのは楽ではなさそう(ルーフに積むとかよりは圧倒的にマシですが)

用途によっては踏み台を常備した方が良いかもしれません。

一つあれば洗車にも便利ですし、キャンプならちょっとしたテーブルやラック代わりにもなるかも。

 

「X」or「Z」or 特別仕様車│各グレードの共通点と違いまとめ

トヨタ ハイラックス グレード別外観比較

現在選択できるグレードは「X」と「Z」、特別仕様車の「Z”Black Rally Edition”」の3つ。

結論から言うと、次のような選び方がおすすめです。

  • 先進装備不要で無骨でクラシカルな出で立ちと価格の低さに魅力を感じるなら「X」
  • 都会の街並みにもマッチするラグジュアリーな雰囲気を求めるなら「Z」
  • Zと同等の装備にワイルド系の高級感を求めるなら「Z”Black Rally Edition”」

 

価格は「X」が3,382,500円、「Z」が3,825,800円、「Z”Black Rally Edition”」が4,034,800円。

「X」と「Z”Black Rally Edition”」の間には652,300円もの差がありますが、実はエンジンやサスペンションといった走りの基本性能に関わる部分はどれも共通です。

スペックもほぼ共通で、以下の通り。

  • エンジン:直列四気筒ディーゼル(ターボ)
  • 総排気量:2.393L
  • 最高出力(ネット):110kW(150PS)/3,400rpm
  • 最大トルク(ネット):400N・m(40.8kgf・m)/1,600~2,000rpm
  • 全長/全幅/全高:5,335/1,855/1,800(mm)※
  • ホイールベース:3,085mm
  • トレッド:前1,535mm/後1,550mm
  • タイヤサイズ:265/65R17 112S
  • 最小回転半径6.4m
  • 最低地上高:215mm
  • 車両重量:2,080kg(X:2,060kg)
  • 最大積載量:500kg
  • 荷台長/荷台幅/荷台高(最大):1,520/1,565/480(mm)
  • 荷台開口幅:1,380mm
  • テールゲート高さ:845mm
  • 乗車定員:5人
  • 燃料タンク容量:80L
  • 燃料消費量(JC08モード):11.8km/L
  • サスペンション(前):ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(スタビライザー付)
  • サスペンション(後):車軸式半楕円リーフスプリング
  • ブレーキ(前):ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ(後):リーディングトレーリング式ドラム
  • 駆動方式:パートタイム4WD
  • トランスミッション:6速AT(6 Super ECT)

※特別仕様車のZ”Black Rally Edition”はオーバーフェンダーの分、車幅が1,885mmに拡大しているようです。

ではいったいどのような違いがあるのか、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

 

「X」

トヨタ ハイラックス X color 03

引用元:トヨタ ハイラックス | 価格&グレード | X | トヨタ自動車WEBサイト

「X」は必要最低限の装備で価格が抑えられたモデル。

見た目はメッキパーツなどがなく、グリルやドアミラー、ホイールまで黒で統一されています。

「この無骨なスタイルが好み!」という人も多そうですが、見た目だけでなく装備も必要最低限に絞られているところをどうとらえるかで評価が分かれそうなグレードです。

例えばエアコンはダイヤル式のマニュアル操作ですし、自動(被害軽減)ブレーキなどの「安全運転を支援する装置」も装備されません。

ホイールはスチール製でヘッドランプもハロゲン。

他のグレードと比べれば価格が抑えられているとはいえ、それでも300万円を超える車として考えるとちょっと物足りなさを感じるのが正直なところ。

しかし、「安全装備なんていらない!ハイラックスに乗れればそれでいい!」という人や、商用目的で検討している人にはマッチするかもしれませんね。

 

「Z」

トヨタ ハイラックス Z color 03

引用元:トヨタ ハイラックス | 価格&グレード | Z | トヨタ自動車WEBサイト

各種メッキパーツやA/C、安全運転を支援する装置などの採用で今風の車に仕上がった「Z」は、ハイラックスのもっともスタンダードなグレードと言えます。

「X」との差額は443,300円と決して小さくはありませんが、装備類は「Z」の方が圧倒的に充実しています。

例えば4輪のいずれかのスリップを検知して空転する車輪をブレーキ制御する「アクティブトラクションコントロール」や下り坂での走行をサポートする「ダウンヒルアシストコントロール(DAC)」、「プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)」などの安全運転を支援する装置(予防安全技術)などなど。

走破性面でも安全性面でも「X」より数段上です。

 

外観に注目すると、全体的にメッキパーツがふんだんに用いられており、他のグレードと比較するとワイルドというよりはラグジュアリーな印象を受けるかもしれません。

LEDライトを採用しており、顔つきもやや鋭さを増しています。

都会の街並みにもフィットしそうですが、よりワイルドで無骨な雰囲気を求める場合はちょっと物足りないかも・・・。

とはいえ、ハイラックスはオプションやカスタムパーツも豊富なので、あとからでもイメージを変えることは可能です。

例えば「Zのメッキグリルが苦手。それ以外はXや特別仕様車よりZの方が好み。」というのであれば、「Z」を選択して「TRD フロントグリル(49,500円)」などを装着するのもおすすめ。

トヨタ ハイラックス TRDフロントグリル

引用元:トヨタ ハイラックス | カスタマイズカー | TRD | トヨタ自動車WEBサイト

 

「X」を選んだ場合は安全装備や快適装備を後から追加することはできませんが、これらが最初から装備された「Z」を選び、外観を自分好みにカスタマイズしていくことはいくらでも可能です。

 

「Z”Black Rally Edition”」

トヨタ ハイラックス 特別仕様車 Z“Black Rally Edition” color 03

引用元:トヨタ ハイラックス | 価格&グレード | 特別仕様車 Z“Black Rally Edition” | トヨタ自動車WEBサイト

この「Z ブラックラリーエディション」は、ハイラックス生誕50周年を記念する特別仕様車で、2018年12月より販売されています。

販売期間の定めは特にないようですが、一応アニバーサリーを記念するモデルなのでいつラインナップから消えてもおかしくありません。

このブラックラリーエディションはメーカー純正カスタムとも言える内外装を持ち、非常に高級感がありますが、走りの能力や快適装備、安全装備などは「Z」と共通。

つまり、「Zを購入してカスタムしたいという人に対するメーカーの提案」と捉えると、そのポジションが理解しやすいかもしれません。

その完成度ですが、個人的な感想を書くなら、非常に良いですね。

全体的にメッキをオミットしたワイルドな装備が印象的で、専用のブラック塗装アルミホイールにタイヤ、オリジナルのバンパー形状や専用のグリルに加え、オーバーフェンダーも装着されています。

顔つきから受ける印象には、もはや別の車と言っていいくらいの違いがあります。

「Z」との差額は209,000円ですが、これらを個別にカスタムしたらとてもこの差額では済みません。

 

2019年6月のマイナーチェンジの内容

2019年6月24日以降は「Z」、「Z”Black Rally Edition”」を対象に安全装備を充実。

「プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)」の検知機能を向上させ、新たに夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したほか、「レーンディパーチャーアラート」には警報だけでなく逸脱抑制も行うヨーアシスト機能が搭載されました。

また適切な車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール」(ブレーキ制御付)や、道路標識をディスプレイに表示して見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト」、前方のクルマの発進を知らせる「先行車発進告知機能」も採用。

また、「X」にも「リヤデフロック」が標準装備され、これで全車標準装備となりました。

 

ハイラックスの維持費は高いの?実際に計算してみた!

木の車と電卓

貨物車として登録されるハイラックスは、初回のみ2年ですが、以降は毎年車検を受ける必要があります。

正直これは面倒くさいですね。

しかし金額面に関しては税金が安くなる分、毎年車検でもそのまま倍の負担とはなりません。

 

具体的には、自動車税は「総排気量2L超2.5L以下の乗用車」なら45,000円/年のところ、ハイラックスの場合は「最大積載量1t以下、排気量1.5L超の貨客兼用車」というものに該当し、16,000円/年(-29,000円)。

ちなみに、アウトドア好きの間でよく比較される「ランドクルーザー プラド」は2,700ccなので51,000円/年。この差は大きい。

車検ごとに徴収される重量税は、「車両重量2tを超える乗用車」は20,500円/年ですが、ハイラックスは「車両総重量が3t以下商用車」に該当し、12,300円/年(-8,200円)。

しかし、逆に自賠責保険は高くなります。

乗用車の場合は12ヶ月契約で15,520円/年のところ、ハイラックスは23,970円/年(+8,450円)。

これらをひとまとめに考えれば、年間28,750円安い計算。

ただし、貨物車なので法令点検が6か月ごとに必要です(乗用車は12ヶ月ごと)。

 

以上を考慮して、条件を揃えやすい初回車検後の2年間で同条件の乗用車と貨物車を比較すると次のような形に(自賠責は24ヶ月契約で計算)。

 

乗用車・・・

  • 自動車税:45,000×2=90,000円
  • 重量税:20,500×2=41,000円
  • 自賠責保険料:25,830円
  • 法令点検費用:20,000円×2回=40,000円
  • 車検代: 50,000円×1回=50,000円

計246,830円/2年

 

貨物車・・・

  • 自動車税:16,000×2=32,000円
  • 重量税:12,300×2=24,600円
  • 自賠責保険料:42,580円
  • 法令点検費用:20,000円×4回=80,000円
  • 車検代: 50,000円×2回=100,000円

計279,180円/2年

 

法令点検費用は多めに見積もって2万円、車検費用(重量税や自賠責保険料を除いたもの)は普通車より安い傾向にありますが、ここではざっくり5万円で計算しています。

これで差額は32,350円/2年(16,175円/年)。

仮に法令点検費用が15,000円程度で済めば、差額は22,350円/2年(11,175円/年)と更に小さくなります。

この他にも任意保険が多少高くなる可能性がありますが、維持費は驚くほど高くはなさそうですね。

 

ただし、高速道路を走行する際は中型料金を支払う必要があるという点には注意が必要です。

特に中型車はETCの休日割引の対象外となるため、レジャー等で土日に多用したいという場合は要注意。

 

ハイラックスは唯一無二の存在!メリット・デメリットまとめ!

最後にハイラックスの良いところと気になる点をまとめてみます。

 

ハイラックスを選ぶメリットは次の通り。

  • 国内唯一のピックアップトラック
  • 存在感がすごい
  • 目線が高く、見た目より運転しやすい
  • 荷物をたくさん積める
  • 荒れた道も難なく走れる
  • カスタムが似合う

 

デメリットは次の通り。

  • 全長が長く、小回りが効かない
  • 車検が多い
  • 維持費がやや高い
  • 高速道路は中型料金
  • 子供やお年寄りは乗るのが大変
  • 荷台が高く、重量物の積み下ろしは大変

 

やはりハイラックスを選ぶ際は「普通とは違う」という点に魅力を見い出せるかどうかが非常に重要なポイントになりそうです。

一方で車検の多さや維持費の違いなどは要チェック。

特に高速道路を多用する人は中型車扱いになる点をお見逃しなきよう。

 

是非参考にしてみてください。