車を買うときに「カーナビって本当に要るの?スマホのナビアプリで十分じゃないの?」なんて思ったことはありませんか?
管理人は車に乗るときもバイクに乗るときも、ナビが必要なときは常にスマホのナビアプリを利用しています。
スマホのナビアプリは一般的なカーナビと違って地図の更新も簡単ですし、車に乗る前からルートを検索できて使い勝手が良いんですよね。
何より最近のナビアプリは渋滞予測等も利用できてコスパにも優れます。
今やスマホの音声を車から流す方法も「Bluetoothの無線接続」や「AUX接続」、「Lightningケーブル等を使用したUSB接続」、「FMトランスミッター」など多様なのも追い風ですね。
ただ、このように車のスピーカーからスマホの音声を流す方法はたくさんありますが、スマホのナビアプリを利用するために必要なものがもう一つあります。
それがスマホの画面を見える位置に固定するための“スマホホルダー”です。
しかし、スマホホルダーも様々な商品が出回っていて、いざ買おうと思ってもどれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
そこで今回はタイプ別の特徴やおすすめのスマホホルダーをピックアップしてみました。
是非本記事を参考に、多種多様なスマホホルダーからお気に入りの1台を見つけてください♪
固定方法別おすすめスマホホルダー
ここで言う固定方法とは、「スマホホルダーを車に固定する方法」のことです。
“スマホをスマホホルダーに固定する方法”については別途後述します。
今や「スマホ全盛の時代」と言っても過言ではなく、スマホ関連の商品が多数出回っています。
スマホホルダーもこれに違わず、固定方法も実に他種多様です。
そこで、ここでは固定方法別のメリットデメリットと、おすすめのスマホホルダーを1つずつ紹介していきたいと思います。
吸盤タイプ
引用元:サンワダイレクト スマートフォン車載ホルダー 200-CAR012(Amazon)
吸盤を使って負圧でダッシュボードやフロントガラスなどに固定するタイプです。
一般的に吸盤はゲル状で粘着力があり、多少表面に凹凸があっても取り付けることが可能です。
メリットは設置する場所の自由度が高く、視認性の高い位置に設置しやすいという点。
また画像の商品のように、ゲル状の吸盤を水洗いすることで吸着力を持続できる商品も多いです。
デメリットは長期間の連続使用によって吸盤の吸着力が弱まる可能性がある点です。
特に夏場はゲル部分が柔らかく変形しやすくなるので注意が必要です。
管理人もいろいろなところに設置してみましたが、ダッシュボード上はよほどの凹凸がない限り問題なく、フロントガラスに逆さ吊りにする方法でも問題なく使用できました。
ただし、フロントガラスの上端から縦の長さの20%以内、下端から150mm以内の箇所以外への設置は視認性を損なうということで保安基準違反となる可能性があるので注意しましょう。
両面テープタイプ
引用元:エレコム 車載ホルダー P-CARS01BK(Amazon)
両面テープを用いて内装の好きなところに貼って固定するタイプです。
吸盤タイプより更に強力に固定することが可能です。
メリットはやはりその吸着力の強さと、それゆえに取り付け場所を選ばないという点。
デメリットには取り付け取り外し、固定場所の変更が容易でないという点が挙げられます。
同梱の両面テープにもよりますが、使用中に剥がれる心配はほとんどないので、設置場所が限られていて変更の余地がない車種などに向いているかもしれません。
エアコン吹き出し口固定タイプ
引用元:Ubegood 重力自動車載ホルダー(Amazon)
文字通り、エアコンの吹き出し口(ルーバー)にセットするタイプです。
メリットには粘着ゲル、テープ類を使わないので車を汚さずに済む点、一般的に運転時の視界の邪魔になりにくく、かつ目線を送りやすい位置にあることが多い点などが挙げられます。
デメリットには冷暖房の影響を強く受けてしまうことで、冬はスマホの加熱による熱暴走、夏は急冷による内部結露が生じる恐れがあるので、取り付けた吹き出し口の送風を止める必要があります。
これによりエアコンの吹き出し口を一つ使えなくなる点もデメリットと言えますね。
また細かく分類すると、爪をひっかけて固定するタイプやバネやゴムで挟むタイプ等いろいろあり、中にはガッチリと固定できないものがあったり、使い方を誤ると送風口を傷つけたり破損させてしまう恐れもあるので注意しましょう。
CDスロット固定タイプ
引用元:Satechi CDスロット取付型ホルダー(Amazon)
カーオーディオのCDスロットに挿入することで固定するタイプです。
スマホの音声を車のスピーカーから流せるのであれば、CDを使用する機会はかなり減りますよね。
そこで空いたCDスロットを有効活用しようというわけです。
メリットは粘着ゲル、テープ類を使わないので車を汚さずに済む点、不要な時は簡単に取り外しができる点、エアコン吹き出し口が特殊な形状の車種にも対応可能な点などが挙げられます。
デメリットはCDが併用できないことの他、車種によってはCDスロットが下方に位置するため、見やすい位置にスマホをセットできない可能性がある点などが挙げられます。
その場合は画像のようにCDスロット位置から多少でも上にスマホを設置できるようなものを選ぶと良いですね。
BMWミニのように、内装に直線部分が少なくてゲルや両面テープでの固定が困難な車種やエアコンの吹き出し口の形状が特殊な車種などにおすすめできます。
シガーソケットタイプ
引用元:Te-Rich 3in1車載ホルダー デュアルUSBポート(最大出力5V,3.1A)(Amazon)
シガーソケットへ差し込んで固定するタイプです。
メリットは設置が簡単で、かつ十分な保持力が確保できること。
またその特性上USBスロットを備えた商品が多く、スマホの充電を考慮すると一石二鳥です。
デメリットはスマホの画面位置がシガーソケットの位置に大きく左右されてしまう点。
目立たない位置にシガーソケットが設けられた車種では使うのは難しいですね。
ドリンクホルダー固定タイプ
引用元:ミラリード スマートフォンホルダー フレキシブルアーム ドリンク固定タイプ PH-1611(Amazon)
ドリンクホルダーにセットするタイプです。
メリットは汎用性が高いこと。
ドリンクホルダーの位置に左右されるものの、エアコン吹き出し口に後付けのドリンクホルダーを設ければそこにセットすることも可能です。
デメリットにはその性質上やや大型なので外した時の置き場所に困ること、ドリンクホルダーを一つ潰してしまうことが挙げられます。
クリップタイプ
引用元:スマホ車載ホルダー クリップ式 Siensync 6.5インチまで多機種対応(Amazon)
メーターフードなどを挟み込んで取り付けるタイプです。
メリットは仕組みがシンプルで取り付け取り外しが容易な点。
またメーター類の近くに設置できるため視認性も良好です。
デメリットは取り付け場所がかなり限られることと、車種によっては前方視界が極端に狭まる恐れがある点。
特にクーペタイプのようにシートが低い車は視界の妨げにならないかしっかりとシミュレートしてから購入したいところです。
ダッシュボードの形状によっては取り付けできない点にも注意したいですね。
滑りにくい素材タイプ
引用元:LAMPO スマートフォン用車載ホルダー 水洗い可(Amazon)
ダッシュボード上に“置くだけ”のシンプルなスマホホルダーです。
グリップの強い素材が用いられており、置いただけである程度の加減速や旋回、振動に耐えることができます。
メリットはその扱いやすさ。
設置も取り外しも容易な上に場所も取らないので、使わないときはドアポケットなどにスっとしまえますし、車だけでなく、テーブルに置いてみんなでスマホの動画を楽しんだり、キッチンに置いてレシピを表示させたりといった用途にも使えます。
デメリットはやはり他のタイプと比べると安定感に劣る点。
ダッシュボードが平らでない場合は効果が半減し、走行中に動いてしまうこともあるようです。
またこのタイプは“スマホも置くだけ”の製品がほとんどなので、場合によっては走行中にスマホが落ちてしまう危険性も・・・。
ウェアラブルタイプ
引用元:MOREZONE スマホホルダーフレキシブルアーム (Amazon)
車ではなくドライバーに固定するタイプです。
まさに逆転の発想(笑
メリットは車種を選ばず使用できること。
デメリットはドライバーの負担が増すことと、画面を定位置に留めるのが困難なことです。
同乗者がいるとちょっと恥ずかしいですし、車の乗り降りも大変ですね。
面白くて個人的には好きですが・・・笑
ハンドル固定タイプ
ハンドルに固定し、ハンドル内側にスマホを配置するタイプです。
このタイプに関してはメーター類の視認性が著しく低下するなどのデメリットが大きいため、個人的にはあまりおすすめしたくありません。
スマホのような大きなものをハンドルに取り付けた場合、いざという時のハンドル操作を邪魔する恐れもあるので、例え安価でもハンドル固定タイプは選択しないようにしましょう。
というわけでおすすめ商品や画像も省略させていただきます。
スマホをスマホホルダーに固定する方法別【メリット・デメリット】
今度はスマホをスマホホルダーに固定する方法別に、メリット・デメリットを挙げていきます。
一部おすすめのホルダーは先に紹介したものと重複します。
バネ式クランプタイプ
引用元:サンワダイレクト スマートフォン車載ホルダー 200-CAR012(Amazon)
最もオーソドックスな固定方法ですね。
ばねの力でがっちりとスマホをホールドしてくれるものから、中にはクリップのようにスマホを挟み込むモノもあります。
メリットは保持力、操作性、価格のバランスが良いこと。
またもっとも多くの商品が出回っていますので、選択肢が多いのも魅力の一つです。
デメリットは一般的にスマホを装着していないときの見た目がスマートでないこと。
スマホを挟み込む部分、または固定を解除するためのスイッチなどが本体から飛び出して見えるため、おしゃれな内装には似合わないかもしれませんね。
また、モノによってはiPhone Plusなどの大きなスマホを装着ができないことがあるため注意が必要です。
重力式クランプタイプ
引用元:Ubegood 重力自動車載ホルダー(Amazon)
こちらはバネ式クランプタイプの派生ですが、スマホを置くだけでその重さで両サイドを挟み込む、比較的最近流行り出したタイプです。
メリットはスマホの取り付け取り外しが簡単なこと。
デメリットはその構造上横置きに適さないということです。
またバネ式と同じくやはり未使用時の「両手を広げたような見た目」も気になるかもしれませんね。
「スマホのナビは縦置きの方が先が見通せて使いやすい」と言う人もいるので、そういった人にはおすすめです。
マグネットタイプ
引用元:iOttie iTap Magnetic Vent Mount IOT-HLCRIO151(Amazon)
近年注目を浴びている新しいタイプの固定方法が、このマグネットによる固定方法です。
スマホの背面に金属製のシールを貼り、ホルダー側のマグネットとくっつけることで固定します。
メリットはスマホの取り付け取り外しがとても簡単なこと。
まさにワンタッチです。
スマホを取り外した時の見た目もスマートですので、おしゃれな内装の車にも似合いますよね。
デメリットはスマホに金属製のシールを貼る必要があるという点。
カバーを使用する場合はシールを隠すことができますが、カバーを使用しない人や透明なカバーを愛用している場合はシールが丸見えになるので少し抵抗があるかもしれませんね。
また個人的にはスマホという精密機器に磁石を近付けることへの恐怖心もあります。
一応、データが消えないのはもちろんのこと、インターネットやナビなどに影響がないと言われていますが、使用時は内蔵コンパスに狂いが生じることもあるそうです。
いろいろと似た商品が出ていますが、スマホへの悪影響がないことを明言している商品を選びたいですね。
更に、マグネットの強さが使用しているスマホやカバーの重さに耐えられるかどうかもしっかりと確認しておく必要がありますし、特に手帳型の分厚いカバーなどを愛用している場合、保持の確実性という面ではクランプタイプに一歩及ばないかもしれませんね。
確かにスマホの取り付けは最も簡単で利便性は高いですが、いろいろと注意したい点の多い固定方法でもあります。
ナノ吸盤タイプ
引用元:Qi対応車載ホルダー ナノ吸着テクノロジー TQI-11(Amazon)
最新のスマホホルダーがこちら。
目に見えない“ナノ吸盤”でスマホを固定する仕組みで、面倒なクランプ操作やマグネットの取り付けが要らず、スマホを簡単に設置できる点が最大のメリットです。
デメリットはスマホのケースやカバーの材質に保持力が強く左右される点。
また、敢えて気になる点を挙げるなら、「長期間使用した際にどうなのか」といった点は管理人にもわかりません。
ただ、装着時の煩わしさがなく、見た目もマグネットタイプと同様スッキリとしているので、新しいものを試してみたい人にはおすすめです。
置くだけタイプ
引用元:LAMPO スマートフォン用車載ホルダー 水洗い可(Amazon)
滑りにくい素材を用いることで単純にスマホをポンと置くだけで良しとするタイプです。
当然メリットは設置が簡単なこと。
デメリットは加減速時や旋回時のG、振動でスマホが脱落するリスクがある点です。
逆にそれらに耐えられるほど造形の深いものだと画面が隠されてしまうことも・・・。
しかし走行中にスマホが足元に落ちたりすると大変危険ですので、できるだけしっかりと固定できるものを選びたいですね。
「スマホを置くだけ」という意味では、スマホのサイズと相性が良ければ「ドリンクホルダー」をスマホホルダーとして使用することもできなくはありません。
ゴムバンドタイプ
引用元:Omgar スマホ固定用マウントキット(Amazon)
自転車やバイクにスマホを固定する場合に検討したいのが、このゴムの力でスマホを固定するタイプです。
メリットは、ゴムの力でがっちりと固定できるため走行中にスマホが脱落するリスクがほとんどないこと。
デメリットはスマホの取り付けにやや手間取ることでしょうか。
ただクランプタイプにゴムがプラスされた商品もあり、その場合は通常はクランプのみで使用するといった選択もできます。
またゴム部分は他のタイプと比べて劣化が早い可能性がある点にも注意したいところです。
画像のホルダーは管理人が現在もVTRに取り付けて愛用しているものです。
4輪車の車内で使うには完全にオーバースペックですね(笑
Qi無接点充電対応のスマホホルダーが便利でおすすめ!
引用元:M-Teco Qi急速車載ワイヤレスチャージャー(Amazon)
前回の記事(AUX経由でスマホの音声を車内に流そう!Bluetoothレシーバー他♪)でも紹介しましたが、Qi(チー)規格の無接点充電(無線充電)に対応したスマホであれば、同じくQi対応のスマホホルダーを使うことで“置くだけ”の充電が可能になります。
この場合は「スマホホルダーを車に固定する方法」、「スマホをスマホホルダーに固定する方法」のほか、「充電に関する能力(出力や距離など)」や、「過充電防止等の安全機能の有無」にも注意して選びたいところです。
今後新しいスマホはどんどん無接点充電に対応してくるはずですし、もっとクオリティの高いQi規格対応のスマホホルダーが登場するかもしれませんね♪
他にも次のような商品があります。
あとがき&スマホホルダーと合わせて使いたいおすすめナビアプリ
記事をまとめながら再認識しましたが、本当に多くのスマホホルダーが出回っていますね。
そしてAmazonなどで各レビューを覗くと、その選択に失敗している人もたくさんいるようです。
管理人はN-BOXではゲル+バネ式クランプの「サンワダイレクト スマートフォン車載ホルダー 200-CAR012(Amazon)」を、ミニクロスオーバーではQi規格対応の「M-Teco Qi急速車載ワイヤレスチャージャー(Amazon)」をエアコン吹き出し口仕様にして愛用しています。
マグネットタイプのiOttie iTap Magnetic Vent Mount IOT-HLCRIO151(Amazon))も持っていますが、スマホ側にマグネットを取り付けるのに抵抗があるとダメですね。
ちなみに管理人がおすすめするナビアプリは「Yahoo!カーナビ」。
一昔前は地図データをダウンロードしてモバイルデータ通信なしで利用できた「MapFan+」を愛用していたのですが、2016年末頃の大型アップデートで使いづらくなり、「Yahoo!カーナビ」に乗り換えてしまいました。
最近はLINEの“現在地”を人から送られるケースが増えているので、「そろそろGoogleマップにも慣れないと」という気もしますが・・・。
もちろんYahoo!カーナビも無料で利用できますし、交差点情報などが細かく“普通にナビ”って感じで使いやすいです。
Yahoo!カーナビを使うなら是非検討したいのがこちらのアイテム↓
なんとYahoo!カーナビアプリ専用のリモコンです。
音楽アプリ等、Yahoo!カーナビ以外の操作ができないのは少し残念ですが、それにしてもあると便利!
ハンドルに取り付けてナビの操作が可能となる優れもので、ボタンの長押しで音声検索を呼び出すことも可能ですし、こうなるともう本家のカーナビと遜色がない操作性と言えそうですよね。
※スマホのGPSは首都高のトンネル内などでロストすることが多々ありますので、スマホをナビとして使用する場合は本家のカーナビ以上にナビを信用しすぎないように注意してください。
みなさんも愛車に合ったスマホホルダーを用意して、進化するナビアプリを有効活用してみてくださいね♪