250ccバイクにおけるタイプ別の特徴とおすすめツーリング!

250ccバイクにおけるタイプ別の特徴とおすすめツーリングとは ツーリング

引用元:MT-03/MT-25 – バイク・スクーター│ヤマハ発動機株式会社

 

バイクを購入する際、「ツーリングに向いているかどうか」という点を気にして選ぶ人は多いですよね。

なんせツーリングは最もメジャーなバイクの楽しみ方と言っても過言ではありません。

しかし、実際はバイクにもいろいろなタイプ(ジャンル)があり、ツーリングの種類によって各タイプ向き不向きがあります。

特に大型などと比べて非力な250ccにおいては、タイプ選びはとても大切!

というわけで、今回は250ccバイクのタイプ別のおすすめツーリングを考察してみました♪

 

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250cc各タイプの特徴とおすすめのツーリング

極論ですが、どのバイクを選んでも“ツーリング”ができないということはありません。

しかし、やはり快適さや楽しさなどはバイクのタイプによって大きな差が出てくるのも事実。

「どんなタイプのバイクでどんなツーリングをするのか」が重要で、そこを間違えると「疲れるだけで全然楽しめなかった」なんてことになる可能性も・・・。

 

今回は250ccバイクを7つのタイプに大別し、2018年現在の代表車種と各タイプの特徴を再確認することでそれぞれに最適なツーリングを考えてみたいと思います。

 

250ccスーパースポーツにおすすめのツーリング

CBR250RR

引用元:デザイン│CBR250RR│Honda

2018年現在の250ccスーパースポーツ(以下SS)の代表車種は「ホンダ CBR250RR」、「ヤマハ YZF-R25」、「カワサキ Ninja250」、「スズキ GSX250R」など。

SSと言えば、やはりそのスポーティーな運動性能と前衛的なライディングポジションが特徴的ですよね。

そのためワインディングをスポーティーに走るようなツーリングには最適と言えます。

軽快にひらひらとコーナーを抜けたり、回転数を上げてアグレッシブに走るのはSSならではの楽しみ方と言っても過言ではありません。

もちろんスピードの出しすぎや反対車線への飛び出しはご法度ですよ!!

 

逆に常に前傾姿勢を強いられるため、長距離を走る用途、いわゆるロングツーリングには不向きです。

ロングツーリングに誘われた場合は、おしりが痛くならないようにゲルザブ等を用意したり、信号待ちの度にストレッチするなどの対策を取りましょう。

また一般的に最低地上高が低く足回りのストロークも大きくないため、砂利道などを走行する林道ツーリングには不向きです(フルカウルなので転んだ際のリスクも半端じゃありません)。

 

参考記事→250ccスポーツ比較!CBR250RR・YZF-R25・Ninja250(2018)

 

250ccスポーツ系ネイキッドにおすすめのツーリング

MT-25

引用元:MT-03/MT-25 – バイク・スクーター│ヤマハ発動機株式会社

お次は「ヤマハ MT-25」や「カワサキ Z250」などの最近流行の“ストリートファイター”や「ホンダ VTR」のような、どちらかと言えばスポーツ性能が高めのネイキッドについて考えてみましょう。

250ccのストリートファイターはSSのカウルを取り払っただけで、最高出力や最大トルクの変更がない場合がほとんどです。

そのためワインディング走行を楽しむツーリングも十分にこなしますし、SSよりハンドルが高くなってややアップライト気味なライディングポジションを取るため、目的地を決めて道中をのんびり走るようなツーリングも得意です。

ただ、ライディングポジションはSSと比べれば楽という程度ですし、ノーマル状態では風防性能がほとんどないため、やはり長距離走行はやや不得意と考えた方が良いかもしれません。

しかしながら、総合的にはタウンユースからツーリングまで快適にこなすバランスの良さが魅力的なタイプと言えます。

 

ちなみに、「ホンダ VTR-F」や「スズキ GSR250S」といった、ネイキッドにハーフカウルを装着した車種も存在します。

こういった車種は250ccにはあまり多くなく、先の2車種も2017年に生産終了してしまいましたが、ハーフカウルの風防性能の恩恵は大きく、ツアラーとして優秀なバイクと言えます。

当然、その他のネイキッドも大型スクリーン等の取り付けによって快適性を向上させることが可能です。

 

250ccストリート系ネイキッドにおすすめのツーリング

Estrella

引用元:壁紙ダウンロード│株式会社カワサキモータースジャパン

お次は、よりシティーユース寄りのネイキッドについて考えてみましょう。

代表車種は「ホンダ FTR」、「スズキ グラストラッカー」、「カワサキ エストレヤ」など。

これらの車種はスペックや運動性能云々ではなく、おしゃれな要素の強いバイクという印象が強いかもしれませんね。

元々はシティーユース、タウンユースに適したタイプですが、スピードを出すようなツーリングでなければ割とオールマイティーにこなすことが可能です。

また、上記の「FTR」や「グラストラッカー」などは“トラッカー”的な要素も持っており、ちょっとした林道を走ることも得意です。

反面、このタイプは250ccにおいては単気筒のモデルが多く、長距離走行や高速走行は不得意です。

 

残念なのはいずれのモデルも2017年9月の排ガス規制で生産終了となってしまったこと。

参考記事→2017年はバイクの生産終了ラッシュ!モンキーにSR400も!?

ただ時代を問わず人気が高いジャンルなので、個人的にはいずれ再びブームが起こると睨んでいます。

 

250ccクルーザーにおすすめのツーリング

Rebel 250

引用元:デザイン│Rebel250│Honda

日本国内ではいわゆる“アメリカン”と呼ばれているタイプです。

250ccクルーザーは2017年9月に「ヤマハ ドラッグスター250」が生産終了となって以降、現役モデルは「ホンダ レブル250」のみとなってしまいました(2018年2月現在)。

250ccとはいえ、重心が低く軸間距離が大きいため直進安定性が高く、まっすぐな道を60km/h~80km/h程度で流すとのんびり気持ち良く走ることができます。

ただし、座り心地は他のタイプと比べると良好ですが、風防性能が高くないため長距離ツーリングが得意というほどではありません。

 

ところで、一般的に「クルーザーは車重が大きい」と言われますが、250ccに関してはクルーザーといえどそれほど車重が大きいというわけではありません。

例えばネイキッドの「VTR」が160kg、SSの「CBR250RR(ABS)」が167kgなのに対し、「レブル250(ABS)」が170kg、「ドラッグスター250」が160kgと実はそれほど重量級ではないのです。

それでもアップライトなライディングポジションに加えて重心も低く後ろ寄りなため、スポーツ走行が得意でないことに間違いはありませんが・・・。

良くも悪くも250ccクルーザーは大型クルーザーとは完全に別物で、ある程度オールマイティーにこなす「ポジションの楽なネイキッド」と考えても良いかもしれません。

 

250ccアドベンチャーツアラーにおすすめのツーリング

V-Strom 250

引用元:壁紙ダウンロード│スズキ バイク

2018年現在の250ccアドベンチャーツアラーの代表車種は「スズキ Vストローム250」、「カワサキ VERSYS-X 250」、「ホンダ CRF250 RALLY」など。

大型スクリーンによる風防性能とアップライトなライディングポジションが特徴で、快適にロングツーリングができる250ccバイクが欲しければこのアドベンチャーツアラーを選んでおけばほぼ間違いありません。

実に多様なオプションが装備可能で、積載能力が求められるキャンプツーリングなどにも最適ですし、アドベンチャーならではの走破性から林道ツーリングも“お手の物”と、かなり高い次元でオールマイティーさを発揮します。

ワインディングをスピーディーに走るのはあまり得意ではありませんが、特に「VERSYS-X 250」は先代「Ninja250」譲りの高性能な動力性能を持っていたりと、“気持ち良く走ること”は十分に可能です。

 

参考記事→ツーリングにおすすめな250ccアドベンチャーツアラーを比較【2017】

 

250ccデュアルパーパスにおすすめのツーリング

CRF250L

引用元:デザイン│CRF250L│Honda

オフロードベースの車両は“デュアルパーパス”としてまとめて考えてみたいと思います。

2018年2月現在、国内メーカーの250ccデュアルパーパスとして新規生産されているのは、上記のアドベンチャーを除けば「ホンダ CRF250L/M」のみ。

少し前まではヤマハの「トリッカー」、「セロー」、「XT250X」、「WR250R/X」、カワサキの「Dトラッカー」、「KLX250」などが生産されており、250ccの中では比較的選択肢の多いジャンルでした。

そのほとんどが2017年9月に生産終了してしまいましたが、上記モデルは2018年2月現在いずれもHPに掲載されていますし、「セロー」については新型の開発がメーカーより公表されています。

参考記事→2017年はバイクの生産終了ラッシュ!モンキーにSR400も!?

 

これらが最も真価を発揮するのはやはり林道ツーリングです。

“モタード”と呼ばれるオフロードモデルを舗装路用にチューンしたモデルの場合、タイヤやサスペンションストロークの違いによりややオフロード性能は下がりますが、それでも今回挙げた他のタイプと比べれば圧倒的に走りやすい部類と言えます。

 

また、軽量さがウリのオフロード、モタードは実はワインディングもそこそこ得意です。

ブロックタイヤを採用しているモデルはあまり高い速度で攻めるとやや怖さを感じることもあるかもしれませんが、法定速度でのんびり流す分には十分な運動性能を持っています。

逆に、一般的にシートが薄くおしりが痛くなりがちだったり、タンク容量が小さかったりするため、舗装路メインのロングツーリングにはあまり向いていません。

もし林道ツーリングがメインでなければ、先のアドベンチャーツアラーを選んだ方がよりオールマイティーに楽しむことができて無難な選択と言えますが、「無難な選択が良い選択とは限らない」ということを教えてくれるジャンルでもあります。

 

250ccビッグスクーターにおすすめのツーリング

XMAX

引用元:フォトライブラリー:XMAX – バイク・スクーター│ヤマハ発動機株式会社

250ccビッグスクーターで現役なのは、2018年2月現在「ヤマハ XMAX」のみですが、2017年までは「ホンダ フォルツァ」、「ホンダ フェイズ」、「ヤマハ マジェスティ」、「ヤマハ マグザム」、「スズキ スカイウェイブ」など、各メーカーから実に多くの車種がラインナップされていました。

既にビッグスクーターはメインのラインナップが150cc辺りに移ってしまいましたが、上記の車種などは良質な中古車もまだまだ豊富です。

 

ビッグスクーターと言えばタウンユースに焦点を当てられたタイプの代表格ですが、カウルに覆われているため、意外なことに長距離ツーリングも得意です。

スクーターなので当然積載性は高く、後ろに人を乗せて走るのも得意ですし、シートのクッション性が高いこともあり、実は「ロングツーリングにおけるおしりの快適さ」だけを見れば、250ccにおいて右に出るものはありません。

ただし、車重が大きいためワインディングや坂道の多いツーリングは大の苦手です。

 

管理人は昔「ヤマハ マグザム」に乗っており、様々なツーリングに参加しました(砂利道を走ったことも 笑)。

ワインディングでは一人だけ全開走行を強いられますが(それでも置いていかれますが)、それが楽しめる人にはおすすめです(笑

参考記事→マグザムとの思い出。250ccビッグスクーターは魔法の絨毯だった。

 

あとがき

実際は同じタイプのバイクでも1台1台個性がありますが、せめてどんなタイプのバイクなのかくらいは把握したうえで選ぶことができれば、イメージと実際のズレを軽減できるはずです。

「250ccなんてどれを選んでも大差ない」という人もいますが、選んだあとで「何か違う」と感じても後の祭り。

是非参考にしてみてください。

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